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岡本太郎『自分の中に毒を持て』 擦り切れるほど読み返した僕の座右の一冊

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本日もDRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます!
当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

皆さんはお正月に今年一年の抱負を考えたりしますか?
SNSを見ているとSNS上で抱負を宣言したり、「100のやることリスト」を作ったりと、一年の始まりということで色んなことをしている人がいますね。

ぼくはというとお正月の暇な時間を使って、のんびり読書をしていました。
そして新年一発目の初読みとして選んだのは一冊は、ぼくの価値観を変えた座右の書『自分の中に毒を持て(岡本太郎)』

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Pocket Lab.でも折に触れて紹介していますが、きちんと記事にしたことはなかったので、これを機に紹介します。
とは言っても本著は非常に力強いメッセージが込められているので、今回読んで心に刺さった部分の抜粋を中心に紹介したいと思います!

こんな人におすすめ!
s-2010062312214648896他人に流されるのではなく、自分で人生を切り拓いていきたいと考える人
s-2010062312214648896自分に自信がない、コンプレックスがある人。
s-2010062312214648896好きな人がいるのに片想いな状態で、悩んでいる人。

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自分の生きるスジ

何事を差し置いても、人として譲れないもの。譲ってはいけいないものを心に持つ。
確固たる信念を持っている人の生き様は本当にかっこいい。

自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う。(p26)

 

プライドに関して

信念を持つ=プライドを持つと考えることがありますが、岡本太郎はプライドに関しても以下のように述べています。

ぼくは、プライドというのは絶対感だと思う。
(中略)
他に対して、プライドを見せるということは、他人に基準を置いて自分を考えていることだ。そんなものは本物のプライドじゃない。たとえ、他人にバカにされようが、けなされようが、笑われようが、自分が本当に生きている手ごたえをもつことが、プライドなんだ。(p67)

 

コンプレックス

「どうせ自分は…」とやる前から可能性に蓋をしてしまう考えを岡本太郎は甘えだと断言します。

自分はあんまり頭もよくないし、才能のない普通の人間だから何も出来ないんじゃないか、なんて考えてるのはごまかしだ。
そういって自分がやらない口実にしているだけだ。(p105)

しかし岡本太郎はそうした弱い心を無慈悲に切り捨てるだけではなく、「才能がないなら、ないなりに開き直ればよいじゃないか」と他人の評価やレッテルに左右されずに自分の心のままに生きることを推奨しています。

 

社会へ挑むということ

世の中と自分を対決させながらも、岡本太郎は常に基準を自分の中に置いています。
彼にとって社会との闘いの結果はどうでもよく、自分の姿勢を貫き通すことで生まれる生きがいこそが大切なのです。
最後の一文かっこよすぎ。

いままで、ぼくはずいぶんと闘ってきたが、世の中が変わらないどころか、逆に悪くなってきている。つまらなくなったことは確かだ。
変えようと思っても、変わらないのは事実なんだ。だけど、挑むということでぼく自身が、生きがいをつらぬいている。
ぼくは絶対に、変わらない社会と妥協しない、これが、僕の姿勢だ。(p124)

 

片想いと相思相愛

恋愛に関する悩みは尽きません。
今この瞬間も恋愛についてあれこれと悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

特に片想いや、相手が自分のことを本当に想ってくれているのかという不安は誰しも経験があると思います。
しかし岡本太郎は片想いについて以下のように述べています。
この考え方は新しいなと思うと同時に、納得感があります。

たとえば片想いも立派な恋愛なんだ。
相思相愛と一口にいうが、お互いが愛しあっているといっても、その愛の度合いは必ずしも同じとは限らない。いや、どんな二人の場合だって、いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。つまり、男女関係というのは、デリケートにみていくと、いつでもどちらかの片想いなのだ。(p154)

 

人類の滅亡

最終章の最後の項は人類の滅亡について書かれています。
この章は初めて読んだ時、鳥肌が立ちました。
長いので中略して抜粋しますが、ここはぜひ全文読んでほしいです!

人類は滅亡するかもしれない、と不安気に言う人が多くなった。いや、絶対に滅びない、と頑張る楽観説もある。
僕は両方に説に腹が立つ。
(中略)
どうしては人は滅びたくないと考えるのだろう。悲観論も楽観論も実は同じ心情の表裏に過ぎないのだ。
(中略)
個人財産、利害損得だけにこだわり、またひたすらにマイホームの無事安全を願う、現代人のケチくささ。卑しい。小市民根性を見るにつけ、こんな群れの延長である人類の運命などというものは、逆に蹴飛ばしてやりたくなる。
(中略)
一人ひとり、になう運命が栄光に輝くことも、また惨めであることも、ともに巨大なドラマとして終わるのだ。人類全体の運命もそれと同じようにいつかは消える。
それで良いのだ。無目的に膨らみ、輝いて、最後に爆発する。
平然と人類がこの世から去るとしたら、それが僕には栄光だと思える。(p218)

 

読むたびに勇気をもらえる一冊

いかがでしたか。
本書をはじめて読んだのはもう2年以上も前のことですが、その後も事あるごとに擦り切れるほど読み返してします。
振り返るとこの一冊に影響されて、ほんの少しずつですが自分が本当に望む生き方を選択することができているように思います。

ここで取り上げたのはあくまでぼくに響いた一節です。
まだまだ取り上げきれないほど名言が詰まった一冊なので、ぜひ読んで自分の心に突き刺さる箇所を探してみてください。
僕自身、付箋がこんなにも貼ってるくらいです。笑

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冒頭で書いたように、人生に迷っていたり、自分にコンプレックスを持っている人はぜひ一度読んでもらいたいです。
きっとぼくのように小さくても一歩を踏み出そうという気持ちになれるはずです。
そして恋愛についての章もあるので、恋愛に悩んでいる方にもきっと刺さる部分があるのではないでしょうか!
文庫版やKindle版ならワンコインで買えますが、ワンコイン以上の満足度は保証しますよ。

・文庫版

・Kindle版

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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