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靴に無頓着な後輩が、革靴を新調するのに付き合った話。

「お前、もうちょっとマシな靴履いた方がいいよ」

ふと会社の後輩の足元を見たぼくの第一声でした。
革靴もある程度以上は趣味の領域なので別に高価な靴を履くのが良いという考えはありませんが、そのとき後輩が履いていたのは見た目からしてボロボロの靴。

仮にも営業職で人と会う仕事をしている以上、興味云々以前に清潔感や失礼じゃない格好をすることは大切です。
聞くと全く革靴の知識には疎く、就職活動の時に買ったものをそのまま履き続けているとか。

というわけで仕事帰りに後輩の革靴を買うのに付き合うことに。その一部始終を本人の許可を得た上で書いていきます。

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これまで履いていた靴

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冒頭でぼくが「もうちょっとマシな靴を履いた方が良い」と言った時に履いていたのはこの靴。
全体的にくたびれていて、だらしない印象を受けます。

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ソールは大きく反り返っていて、ヒールの減りも目立ちます。「履き終わったらシューキーパーとか使ってる?」と聞いたところ「使っていない」とのこと。
シューキーパーは革靴を履く上で必須のアイテム。買った靴を長く履くためにも1足につき1セットは用意しておくべき。

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トゥの先も革が破れて剥げてしまっている状態。さすがにこの状態で人前に立つのは…という感じです。

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「脱ぎ履きに楽だから」と靴紐も常にダルダル状態。左足は靴紐がちぎれてしまっています。

 

革靴選びに連れ出すことに

Fukulow「絶対に新しいの買った方がいいよ。付き合うから今度見に行こうよ」

後輩「あっはい…」

あまり乗り気じゃない後輩をなだめて、仕事終わりに革靴を見に行くことに。

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Fukulow「今の靴は、どこで買ったの?」

後輩「就職活動が始めた3年前くらいに、青山か青木かその辺で買いました。革靴とか全然わからなくて。」

Fukulow「そうなんだ。でも気に入っている靴を履くと気分も上がるし楽しいよ。」

後輩「靴って消耗品なイメージがしてあまりお金を掛けようと思ったことないんですよ。それにこれまで革靴を買う機会がなかったので、ブランドとか全然知らなくてそれでさらに敬遠しちゃって。」

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確かに考えてみると入社1〜2年目の多くの人にとって、革靴を買う機会というのはこれまであまりなかったかもしれません。
ぼくは服が好きなので学生時代も何足か革靴は買っていましたが、経験のない人からするとハードルが高く後回しになりがちなのかも。
そんなことを考えながら、やってきたのはこちら。

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新宿伊勢丹メンズ。いろんな革靴を見て気に入った一足を選んでもらおうと思い、取り扱いブランド・モデル数とも都内最大級の伊勢丹メンズに行くことに。

 

店内で革靴選び

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B1Fの革靴コーナーに移動し、色々と物色することに。
伊勢丹メンズの革靴売り場は壁一面にずらり100足以上の革靴が展示されていて、何度きても圧巻。

後輩は最初こそ恐る恐る値札を確かめながら靴を見ていましたが、見ているうちに「これすごく格好良い!」と徐々にテンションが上がり、あれこれと気に入った靴を手に取っていました。

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Fukulow「どう?革靴も結構悪くないでしょ?」

後輩「いやぁ、めちゃめちゃ格好良いですね!これまで百貨店に靴を見に来たことがなかったんで、こんなにたくさんの靴を見たのは初めてです。いつも買ってる靴屋だと革靴コーナーってほんとうに1ラックぐらいしかなくて。」

Fukulow「それなら良かった。せっかくだしいくつか試着してみようよ」

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その後店員さんに声をかけてフィッティング。この時印象的だったのが革靴のサイズ感
「いつもは26cmくらいを履いています」と言って持ってきてもらった革靴は踵に指が2本入るくらいブカブカ。いろんなサイズを試して最終的に24cmくらいがジャストだと分かりました。

普段からスニーカーが中心なのでスニーカーのサイズ感で革靴も選んでしまっていたらしく、今回の買い物で店員さんにもアドバイスしてもらいながらマイサイズを把握したようです。

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「冠婚葬祭にも履けるフォーマルなものが良い」という本人の希望もあったのでシンプルなキャップトゥを中心に試着し、2,3足履いた中で特に気に入っていたのがこのREGALのキャップトゥ。

強めの光沢感や、やや角ばったつま先の形をしたチゼルトゥ、ミニマルなステッチング(縫い目)もフォーマルなシーンに使いやすそう。

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革靴の天敵は水分。雨などは革靴の痛みを早める原因になります。今回はレザーソールではなく雨にも強く手入れもしやすいゴムソールタイプをチョイス。本格派のレザーソールも良いですが、革靴ビギナーはゴムソールタイプも気楽でオススメですよ。
最終的にREGALのこのストレートチップを買うことに決定。

REGALは1961年から約半世紀続く日本の伝統的なシューズブランド。バリエーション豊富なモデル展開と、本格靴から手頃な価格までを揃えるラインナップで日本の多くのサラリーマンの足元を支えています。まさに革靴デビューとしては申し分ない靴メーカーです。

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せっかく良い靴を買っても手入れせず履きつぶしていたらすぐに以前までのボロボロ靴のようになるので、靴が決まったら次はリペアコーナーへ。
何を買えば良いか分からないとのことだったので、店員さんとも相談してまずは馬毛ブラシ無色のクリームを購入。

 

シューキーパーはあえて店頭では買わず、ぼくも3セット所有するAmazonで最安値の木製シューキーパーを勧めました。この辺りのアイテムは持っていることが大切なので、安いモノで十分です。

手入れの仕方は以前書いた「超基本!最も定番な革靴のお手入れ方法を、分かりやすく解説します!」を見てやるようにと伝えました。ステマ笑

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最後は終始「革靴って格好良いですね」と繰り返していた後輩。購入した靴を高々と掲げて嬉しそうに笑っているのを見て安心しました。

 

綺麗な靴を履くことで変わったこと

靴を買ってテンションが上がった後輩と、そのまま飲みに行くことに。

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Fukulow「ちょっと無理やり連れてきた感があったけど、どうだった?」

後輩「正直行くまでは乗り気じゃなかったけど、来て本当に良かったです!やっぱり実物を見ないと分からないですね。」

Fukulow「なら良かった。やっぱり服とか靴は実際に見て、触って、着てみないと分からないよね。」

後輩「革靴格好良いですよね。多分近いうちにもう一足くらい買っちゃうかもです笑」

Fukulow「ハマってる!笑  実際にちょっと良い靴を履いてみて何か感じたことはあった?」

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後輩「まず『おれ良い靴履いてるぞ』っていう高揚感がありますね。そう思うと何か歩き方も変わってきて、胸を張って歩けるような気がします。」

Fukulow「めっちゃ分かる!多分誰も見てなくて自分しか分からないけど、自分の中でそういう意識になると自然と行動も変わってくるよな。」

後輩「はい、自分に少しだけ自信が持てた気がします!」

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翌日その新しい革靴を履いてきた後輩の背中は気のせいかもしれないけど、いつもよりちょっと頼もしく見えた。…けど多分、気のせいかな。

それでも革靴の格好良さや、自分の気持ちを盛り上げてくれるというファッションが持つ魅力に少しでも気づいてくれて嬉しかったです。大切に履けよ。

 

 

 

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