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これが一生モノの風格か…! GANZOのシンブライドルA5システム手帳を購入!

相棒、これからよろしくお願いします!(ぺこり)

本日もDRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます!
当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

「一生モノ」という言葉の響きに弱いのは、きっと僕だけではないと思います。
時計・靴・万年筆などなど、男が好きな嗜好品の最後の境地は一生モノになるものが多いです。

文字通り一生それを使い続けていくという覚悟を持って安くはないお金を支払うことを考えると、人は一生モノを買う過程で自分のスタイルを表明しているとも言えます。

それゆえに、ただ”物を買う”という以上の特別感があるのではないでしょうか。

突然こんなことを言い出すのも、今回ぼくも一生付き合っていきたいと思うアイテムを購入したからです。笑
そのアイテムはというと、手帳

手帳自体はもちろんのこと、購入したブランドも非常におすすめなので、是非紹介させてください!

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GANZO THIN BRIDLE システム手帳 A5

今回Fukulowが購入したのはこちらのシステム手帳です。

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GANZOという国産の革製品メーカーです。
東京は青山に本店を構え、製品は日本の職人が1点ずつ製作しています。

GANZOは大手百貨店でも一部取り扱いがあります。
Fukulowが初めてこの手帳を目にしたのも1年前に大阪の百貨店をぶらぶらしていた時でした。

その後ぼくとこの手帳の数奇な巡り合わせはここに書くと長くなるので割愛します。笑
こいつをゲットするまでに、ちょっとしたドラマがあったんです…!

 

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ちなみに購入時はこのようにロゴが入った内袋に包まれています。
金色のカードは保証書で、購入後1年以内ならほつれや金具の不具合は無料で修理してくれます。

 

惚れ惚れする素材感、細部の作り込み

早速手帳の作りをじっくりと見ていきましょう。
これが本当かっこいいんです!

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外装は有名なJ&Eセジュイック社というタンナー(皮革製造会社)のブライドルレザーを使っています。
ブライドルレザーは馬具に使われる革で、堅牢さが特徴です。

表面にうっすら白い模様が見えるのは、ブルームと呼ばれるロウです。
新品時はまだ表面にロウが残っている状態ですが、使い込んでいくうちに革に馴染み、革が光沢を持つようになります。

 

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内装はこんな感じ。
内側は同じく有名なタンナー、バダラッシィ・カルロ社製のミネルバボックスという皮を使用。

 

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こちらは1000年以上の歴史を持つイタリア伝統のバケッタ製法で作られた素材で、使い込んでいくことで良いエイジングを楽しめるのが特徴です。
しっとりふんわりしたレザーの質感がとても気持ち良いです。

 

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見開き左側の構造。
カード入れや大きめなポケットがあります。
小さいポケットには名刺を入れたり、大きな方にはお金を数千円入れておけば便利そうです。

GANZOのブランド刻印もさり気なくておしゃれ。

 

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見開き右側には内装と同じミネルバボックスで作られた仕切りがついています。
ただの仕切りにも贅沢に革を使っているのがこだわりを感じますね。

 

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中央のバインダー金具はドイツの最高級ブランド、クラウゼ社のものが使われています。
高級手帳と呼ばれる部類のものはだいたいこのクラウゼ社製の金具を使っています。

この手帳で金属パーツを使用しているのはここだけで、クラウゼ社の製品は非常に頑丈さに定評があります。
ですので基本的に壊れるという可能性が極めて低いと言えます。一生モノの大切な条件の一つですね。

そしてぼくがGANZOの手帳に最も惹かれたのがこのディテールです。

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このコバの処理、めちゃめちゃかっこ良い。
切り目本磨き」と呼ばれる仕上げのようで、コバの部分にだけ特別な塗料を二度塗りし、その上から糊を塗って磨き上げるという製法だそうです。

この切り目本磨きにより、手帳全体がパリッとした雰囲気に仕上がっています。
糊の光沢があるので、光の当たり方次第でニュアンスが変わります。

こんなにかっこいいコバの処理をしている革製品を見たのは初めてで、完全にやられました。

 

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この切り目本磨きの処理ですが、中の仕切りのコバ部分にもしっかりと施されています。
一切妥協が感じられないこだわりがすごい。

ちなみにGANZOのシステム手帳でもA5サイズは一番人気らしく、本店は全て売り切れでぼくも百貨店から最後の1点を取り寄せてもらいました。
次の生産のめどは今のところ立っていないそうです。。。

 

iPad miniとシステム手帳を連携!

さて、外観をたっぷり味わったところで次は僕がこのGANZOで想定している使い方をご紹介します。
ここでキーアイテムとなってくるのが以下の製品です。

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こちらはサンワサプライから発売されているiPad miniシステム手帳ケース(A5リフィルタイプ)です。
基本は通常のiPad miniのケースですが、ケースのサイドに穴が付いておりA5手帳にiPad miniを装着できるというシロモノです。

 

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パカっと開封して中身を取り出しました。
iPad miniケースにしてはなんだかメカメカしていますが、このケース、実は多機能で様々なギミックが詰まっているのです。

 

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とりあえず手帳に装着。
iPad miniはちょうどサイズがA5とほぼ同じなので、違和感なくGANZOの手帳に挟めます。

これによって左側でiPadの情報を参照しつつ、右側のリフィルにメモを書き込むという使い方を想定しています。
iPadを出すのが場にそぐわないときは革の仕切りを被せばiPadが見えなくなるので、普通の手帳としても使えます。

このように左側にiPadを置いた方が右利きとしては筆記が楽だと思うのですが、このケースは見開き右側にiPadを装着することを前提に作られています。
写真のようにiPadを上下逆さまにすれば左側に装着可能ですが、この部分は少し製品に不満が残ります。

 

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若干不満はありつつも、このケースが非常に優れていることは間違いありません。
まず特徴としてはマグネットでケースと手帳を接続しているので、リングを開かなくてもiPadだけ取り出すことが可能です。

手帳に挟みつつも、iPadを単体で使うシーンも多いと思うので、この作りは嬉しいです。
マグネット接合部も、割と強力で磁石自体に凹凸があるのでズレてiPadだけが落ちるという心配もなさそうです。

 

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そして二つ目の特徴は、背面の金属パーツにより自立することができます。
自立の角度も無段階で調整可能。

このケース一つでシステム手帳への装着と、スタンド付きケースの両方の役割を兼ねることができるのです。

 

紙とペン×デジタルでシステム手帳を”持ち歩くデータバンク”に

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ぼくはずいぶん前から紙とデジタルという2つの媒体における情報の管理について最適解を探してきました。
一時は全てをデジタルに移行しようとiPadでメモを取ったりもしていました。

紙とペンを捨てる! 僕がiPadで手書きノートを取る理由とその方法。 | Pocket Lab.

しかしやはり情報の入力に関してはデジタルよりも紙に一日の長があります。
そう思うに至り、入力は紙中心・管理や参照はデジタルで行える環境を整えるためにScanSnapを購入。

紙よ、さようなら! ScanSnap Evernote Editionがやって来た! | Pocket Lab.

このScanSnapを使った情報管理が想像以上に心地よく、紙で入力・デジタルで管理というやり方が自分にはぴったりだと実感。
この方向性をさらに強化するため、紙とデジタルを同時に扱える環境の構築を模索していました。

今回購入したシステム手帳にiPadを装着するという使い方によって、iPadと紙を一緒に持ち歩けるので、デジタル情報もアナログ情報も最適な形で入力をすることが可能になりました。

例えば営業先での商談時は、図やイラストを使いながら話の内容を紙で記録しています。

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そしてメモした紙は家に帰るとScanSnapでデジタル情報へ変換。
情報の種類・商談相手別にEvernoteを使ってノートを整理しています。

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こうすれば次回打ち合わせ時に前回の内容を確認しながら話を進めることができるので、無駄が省けます。

それ以外にも日々の予定は頻繁に変更されるのでiPadアプリで管理、電話がかかってきた時・先輩から依頼を頼まれた時などは紙のノートに走り書きといったように使い分けています。

GANZOシステム手帳を用いることで、情報の管理を以下のように整理することができました。

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Evernoteを起点として、システム手帳がデジタル・アナログ問わずあらゆる情報が集まる”持ち歩くデータバンク”になるイメージです。

 

大切に使っていきたいと思います。

興奮して話が製品紹介じゃないところにいってしまいました。笑

とにかくこのGANZOの手帳、デザインも機能性もドンズバで一生モノとして末長く大切に使っていきたいと思います。
A5サイズなんでちょっと大きかったり、革をふんだんに使っているので重かったりするんですが、それもまた愛着かなと。

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こんな感じで常に小脇に抱えて愛用していきます。
エイジングの過程なんかもまたブログでご紹介できればと思います!

システム手帳を使うのは初めてなので、オススメのリフィルや活用術などもありましたら是非@yuta_blackまで教えてください!

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