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アクセ感覚で楽しむイヤホン。Klipschの『X12 Neckband』が音質・デザイン共に素晴らしい。

ネックバンドというものを初めて試しましたが、良かったです。

DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

ここのところ多くのオーディオメーカーから製品提供のお話をいただくようになりました。
初めは「初心者のぼくがオーディオのことを書いても良いのかな…」と思っていましたが、いろんなメーカーの話を聞いてその考えは少しずつ変わりつつあります。

というのも特にイヤホンなどは音質やスペック以外にも、ファッションであったりライフスタイル文脈で提案する製品が増えてきているから。
音楽とファッションやライフスタイルというのは非常に密接した領域なので、それらが融合しつつあるのは考えてみれば自然なこと。

というわけでぼくもご依頼いただいたからには、自分自身の視点からできる限り分かりやすく紹介したいと思う所存です。
今回はアメリカのオーディオメーカー『Klipsch(クリプシュ)』より、ネックバンドというこれまで使ったことのないジャンルのBluetoothイヤホンをご提供いただきましたのでご紹介。

同ブランドのフラッグシップモデルということで、大胆なデザインと広がりのある音質の両方を兼ね備えたイヤホンです。


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Klipsch X12 Neckband

今回提供いただいた「Klipsch X12 Neckband」の外観がこちら。
「本当にイヤホン?」と一瞬疑ってしまうほど大きな箱に入っています。

Klipschの高品質イヤホン『X12i』をベースに、Bluetooth接続を実現したのが「Klipsch X12 Neckband」です。

Klipsch X12 Neckbandは同ブランド最高音質のドライバー「KG-926 Balanced Armature」を採用。その仕上がりは「従来のワイヤレスイヤホンとは一線を画す音質」と表現しています。

蓋を開けるとクッションに包まれたKlipsch X12 Neckbandが登場。クッションもスタッズのような形状をしていて格好良い。

こちらがイヤホン本体。目を引くのはやはりイヤホンなのに革巻きバンドのようになっている形状でしょう。
本革を使用したバンド部の両端とイヤホンが繋がっているデザインで、首に巻いて使うようになっています。

バンド両端の黒い部分ではBluetoothペアリング曲のオン/オフ音量調整が可能。マイクも搭載しているので装着したまま通話も可能です。

流線系の独特なフォルムな筐体。先端のラバーはぼくが持つSudio SwedenRHAなど他のカナル型イヤホンに比べると低反発で柔らかい。

クリプシュのイヤホンを使うのは初めてでしたが、この筐体が非常に装着感がよく遮音性にも優れています。この辺りは後ほど詳しく書きますね。

クッションを持ち上げると下にはキャリングケースが入っています。

レザー調の素材でクッション性が高いのでイヤホンの持ち運びも安心。

こんな感じでネックバンドを収納できます。

 

抜群の装着感と高い遮音性

早速Klipsch X12 Neckbandを持ち出して外で使ってみます。まずはその装着感をチェック。

クリプシュの筐体は耳の奥まで深くはまり込み、装着感は非常に良好。本体が小さいこともあり最初は「あれ、どこまで入るんだろう?」と感じたほど。

そして抜群の装着感から生み出されるのは高い遮音性。周りの音を一切遮断して音楽に集中できます。
ぼくは写真の現像などをしているときは音楽を流したい派ですが、集中して文章を書きたいときはむしろ無音の方が筆が進むタイプ。なので音楽を流さずにKlipsch X12 Neckbandを耳にはめることもよくあります。

 

高音の伸びが心地よい、クリアなサウンド

肝心の音質ですが、これはお世辞抜きに抜群。中でもKlipsch X12 Neckbandは高音域の伸びがとてもよく、聞いていて心地良いクリアな音質です。
これまで使っていたのが中低音がズンズン響くイヤホンが多かったので、最初に聞いたときはその透明感に驚きました。

音の微妙な高低差も繊細に表現されているので、耳の中で空間の広がりを感じることができます。イメージとしては教会の真ん中で音楽が再現されているような、奥行きのある響き。

特に女性ボーカルの曲などと相性が良いと感じました。耳をすますと歌い出しのわずかな吐息まで聞こえてきます。すごい。

 

アクセサリー感覚で使える、本革のネックバンド

音質もさることながら、やっぱりぼくは革製のネックバンドのデザインがお気に入り。

首につけるだけで、ちょっとしたファッションアクセサリー感覚で使えます。首回りがごちゃごちゃするかなと思いましたが、前から見たときは革バンド部は見えず案外すっきり。

デニムジャケットと合わせて男らしいコーディネートなんかにもハマります。ちなみにネックバンドはブラックとブラウンの2色展開で、ブラウンは公式サイト限定カラー。

こちらは先日Todayでアップしたコーディネート写真。この日はシンプルなニット1枚だったんですが、Klipsch X12 Neckbandが上手い具合にアクセントになっていました。このリラックス感良くないですか?

持ち運びにかさばってしまうのが難点

音質は間違いなく最高なイヤホンなんですが、本体サイズが大きくキャリングケースに入れるとさらにかさばるのが難点。ぼくは基本的に首に付けっぱなしにしていますが、バッグに入れると結構持ち運びに苦労します。

総じてネックバンドのデザインが気に入って付けっ放しにしたいという人向けの製品で、それ以外の人には向かないイヤホンだと感じました。

 

アクセ感覚で選びたいBluetoothイヤホン

「一目見てこのデザインをどう思ったか」

Klipsch X12 Neckbandの評価というのはこのファーストインプレッションの印象で決まると思います。
というのもこの製品は「アクセ感覚でおしゃれにつけられる」「常に首につけていつでもすぐ音楽を聴ける」という点に価値があると感じるからです。

もしデザインが好みでないならこのイヤホンはあまり向かないかも。そんな時は同ブランドの有線接続タイプイヤホンである『X12i』の方をオススメします。X12シリーズのその上質なサウンドは、見た目の好き嫌いだけで敬遠してしまうのは勿体無いほどです。

逆にデザインが気に入ったという人は、アクセ感覚で使えるイヤホンとして重宝すると思います。ぼくもアクセ感覚で持ち出しつつ、遮音性が高いので自宅での作業用にも使っています。

40,000円弱と高価なイヤホンですが、実際に聞けばその価値は確かに実感できます。もし置いているのを見かけたらぜひ一度試してみて下さい。本当に欲しくなっちゃいますよ。

 

 

 

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