オールドレンズというものに挑戦してみました!
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当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
先日購入した嬉しさに任せて記事を書きましたSONYのα7。
実はα7の購入を検討していた際に、最後の決定打となった要因があります。
それがオールドレンズの存在。
オールドレンズというのは一般的にデジカメが普及する前の、フィルムカメラ時代に使われていたレンズのことを指します。
デジタルカメラが普及するに従い、フィルムカメラのレンズは技術的な問題から使えなくなってしまいました。
ところがミラーレス一眼というジャンルのカメラの登場により、この状況は一転。
ここでは詳しく説明はしませんが、ミラーレス一眼はオールドレンズが使える技術仕様になっているのです。
このオールドレンズを使ってみたくて、今回α7の購入に踏み切りました。
ということで早速オールドレンズとマウントアダプターを購入しましたよー!
CONTAX Planar T* 50mm f1.4を購入
今回購入したのはCONTAX社のレンズPlanar T* 50mm f1.4です。
CONTAX社は1975年に始まった、カールツァイスと日本のヤシカとの共同事業でできたブランド。
後にヤシカ社を吸収合併した京セラが、2005年にカメラ事業から撤退したことで、CONTAXブランドも無くなってしまいました。
今回ぼくが買ったのは『標準レンズの帝王』という、なんとも物々しい異名を持つレンズ。
オールドレンズの中でも特に人気の高いレンズのようです。
『繊細という意味はプラナーで学んだ』
α7のキットレンズがズームレンズだったので、明るい単焦点が欲しいと調べていた際に目に入ったこの言葉にやられて、最初の一本をこいつに決めました。
今回はヤフオクで比較的状態の良いものを、25,000円くらいで落札しました。
このスペックのレンズが25,000円で買えるという手頃さもオールドレンズの魅力です。
α7の純正マウントであるEマウントだと、ほぼ同じスペックのSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAで80,000円くらいしちゃいます。
マウントアダプターを購入
オールドレンズに関わらず、一眼レフはボディ純正のマウント以外のレンズをつけるにはマウントアダプターが必要です。
今回はα7のEマウントとY/Cマウントを変換するものを購入しました。
選んだのはAmazonで最安値だったKERNELという会社の製品。
マウントアダプターは高いものだと1万円以上から、安いもので1,000円と幅が広いです。
今回は初めてだったので失敗しても痛くないよう、最安値のものにしました。
届いたのがこちら。
きちんとした外箱に梱包され、丁寧に内袋にも包まれていて、安心しました。
こちらがマウントアダプター。
鉄を使っているので、見た目によりもズッシリとします。
安いものだったのでそれほど見た目は期待していませんでしたが、金属の質感が思った以上にカッコ良い。
α7のボディはエンジニアプラスチック製なので、本体よりも質感が高いくらいです。笑
α7とレンズ、マウントを装着!
シャキン!とα7にマウントとレンズを装着しました。
マウントはα7側もレンズ側もきっちりと取り付けられて、ぐらつきなどもありません。
レンズもマウントも金属製なのでキットレンズに比べ多少重くなりましたが、鏡筒部分が細いのでコンパクトで手への収まりが良いです。
小さいのに重さがある「詰まってる感」は所有の喜びに直結するので、個人的にはとても大切な要素。
レンズに焦点距離と絞りの数値が刻まれているのが格好良いっすね!
オールドレンズは基本的にオートフォーカスが使えず、絞りも自動ではできません。
なので基本的にはM(マニュアル)モードか、A(絞り優先自動露出)モードを使って撮影を行います。
早速軽く撮ってみた。
早速レンズをα7につけて手近にあるものを撮影してみました。
さすがはF1.4の単焦点レンズ。
ボケみがこれまで使ってきたレンズとは段違いです。
フルサイズでこの明るさの単焦点は、ボケを作るにはうってつけの組み合わせかもしれません。
開放でもピント部分はキレのある描写です。
色乗りも鮮明でぼく好みです。滲むようなボケ方が特徴的ですね。
ということで念願のオールドレンズは、非常に満足な買い物となりました。
次回はこのCONTAX Planarを持って、どこか近場へ写真を撮りに行きたいと思います!!
<追記>
さっそく撮影に行ってきました!⇒CONTAX Planarの実力やいかに! α7を持って清澄庭園へ撮影に行ってきました。