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もう迷わない! メンズローファーのブランド・モデル徹底まとめ!!

冬は毎年革の靴が欲しくなる季節。今年はサイドゴアブーツかローファーが欲しくて、いろいろ物色中です。

ローファーはもうずっと前から買おうと思っているんですが、いかんせんこれまで挑戦したことのない靴なので、なかなか決めきれずにいました。

「第三次ローファー欲しい期」の今回こそはきっちり吟味して決断してやる!ということで、格好良いローファーを作っているブランドとおすすめモデルをまとめました!ぼくと同じようにローファーを探しているけど、どこの物がよいか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください!

これもおすすめだよー!っていうのがあれば、そちらも教えていただけると非常にありがたいです!!

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HARUTA(ハルタ)

HARUTA

ハルタのローファーと聞くと真っ先に思い浮かべるのは、おそらく中高生用のローファーではないでしょうか。

中高生用ローファーで圧倒的シェアを持つハルタは、大人向けのローファーも作っています
牛革を使いながらも、1万円前後というリーズナブルな価格なので、ローファー初心者におすすめ。

履くべき一足:『レザービジネスコインローファー』(約15,000円)

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『レザービジネスコインローファー』

ハルタの定番モデルのローファー。

ビジネスという名称ですが、甲のモカ縫いが大きかったりラウンド状のトゥなど、むしろカジュアルに使いやすいデザインかと思います。
さらにソールがゴム製なので、レザーソールに比べて歩きやすいというのもポイント。

 

G.H.BASS(G.H.バス)

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G.H.BASSはGeorge Henry Bassが1870年代に創業したシューズブランド。
靴作りの歴史は古く、コインローファーはG.H.BASSが元祖とも言われるほどです。
質実剛健なアメリカらしい靴で、同ブランドのローファーは世界でも定番となっています。

G.H.BASSと言えば、あのMichael Jacksonが履いたローファーとしても有名です。
Weejunsというモデルのローファーに白いソックスを履くという、当時としてはかなり前衛的なスタイルでミュージックビデオに登場したとか。

履くべき一足:『LOGAN』(約18,000円)

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『LOGAN』

G.H.BASSの中でも定番中の定番がこのLOGANというモデル。
マイケルジャクソンが履いたWeejunsと呼ばれるラインナップの一つでもあります。

2万円を切る非常にリーズナブルな価格も、多くの人から選ばれるポイントです。

 

Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)

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アメリカン・トラッドの雄であるBrooks Brothers。
1818年の創業以来、アメリカ初である既製服の大規模小売店として、多くの人々に愛されています。

1979年に日本に上陸し、最近では侍ジャパンのオフィシャルスーツのデザインを手掛けたりと、国内でも定番人気のブランドです。

履くべき一足:『カーフ クラシック ペニーローファー』(約30,000円)

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『カーフ クラシック ペニーローファー』

ブルックスブラザーズが作るローファーは、まさにアメトラ直球の一足
甲が高めでややぼってり感のあるフォルムなので、カジュアルスタイルに良く映えます。

同じくアメリカのシューズブランドであるG.H.BASSとよく似たイメージですね。

 

JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)

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当サイトでも一押しの革靴ブランドである、ジャランスリワヤ。インドネシア原産のブランドです。
ハンドソーンウェルテッドという高い手縫技法の技術が評価され、現在では他ブランドの高級靴のOEMも請け負っている実力派。

高級靴とも見劣りしない品質ですが、価格はグッと抑え目で非常にコストパフォーマンスの良いブランドです。

履くべき一足:『98589』(約32,000円)

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『98589』

フレンチシックなテイストが印象的なCALF LEATHERを使用したJALAN SRIWIJAYAの定番コインローファーです。
立体的なトゥのモカ縫いが特徴的で、ボリューム感やサイドから見たときのバランスが秀逸な一足。

 

CHEANEY(チーニー)

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グットイヤー・ウェルト製法の生産地として今も名高い英国ノーザンプトン生まれで、120年以上の歴史を持つJOSEPH CHEANEY。
高い品質と比較的手頃な価格帯で、日本でも人気のイギリス靴です。

CHEANEYを一言で表すなら「伝統と革新」
伝統的な英国のグットイヤー・ウェルテッド・シューズ界に、新しいトレンドの息吹を吹き込むブランドとして注目を集めています。

長らくChurch’sの傘下にいたチー二―ですが、2009年に独立。
今後は独立系ブランドとして、高級靴を含めた様々な靴を作りだしてくれることでしょう。

履くべき一足:『HUDSON』(約57,000円)

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『HUDSON』

Classic Collectionというラインナップの一つであるHUDSON。
クセのないクラシックなフォルムですが、通常よりもコバのはりを抑えたデザインで、スマートさを感じさせる一足。

価格もローファーの中ではミドルクラスで手が出しやすく、「そろそろちょっと良い靴がほしい」という人にはぜひ試してほしいモデルです。

 

Paraboot(パラブーツ)

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Parabootは1919年にレミー・リシャールボンヴェールによって創業されたフランスのシューズブランドです。
Parabootがすごいのは、自社の靴に用いるソールをも自ら製造するという、世界で唯一のシューズメーカーである点。

普通のシューズメーカーは木型やアッパーの製造は行いますが、ソールはソールメーカーに発注するのが一般的です。
Vibramなどは有名なソールメーカーですね。

ブラジルのパラから輸入される天然ラテックスを使用して、ラバーソールを含むすべての工程を自社生産しているParabootは、世界でもまれな存在。
それゆえに一点一点の靴は高い品質と信頼性を誇ります。

履くべき一足:『ADONIS』(約70,000円)

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『ADONIS』

Parabootのローファーは数種類ありますが、中でも特におすすめなのがこのADONISというモデル。
通常のレザーソールではなく、GALAXYと名付けられたラバーソールが採用されていて、安定性は抜群。

さらにソールの返しが非常に良く、歩きやすさが他のローファーと段違いです。
この辺りは自社でソールを製造してるParabootの強みですね。

抜群の機能性とは裏腹に、見た目は非常に上品な印象。
コバの張り出しを極力抑え、アウトステッチも目立たないよう同色系の糸を使用しています。
この辺りは見た目の美しさにとことん拘るフランス靴ならでは。

一足だけローファーを買うとしたら、万能に使えるParabootが使いやすいのではないでしょうか!

 

Chruch’s(チャーチ)

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英国の高級紳士靴ブランドとして有名なChurch’sは、1873年にノーザンプトンで設立されました。
古き良き伝統的な靴作りをしていましたが、1999年にプラダに買収されて以来、従来までの伝統的なスタイルに加えファッション性も強く現れるようになりました。

1965年には英国女王エリザベス2世から「英国女王賞」を授与されるなど、品質は折り紙付き。
ぼくもChurch’sの靴は定番のSHANNONを一足所有していますが、やはり良い靴ですよ!

履くべき一足:『TUNBRIDGE』(約70,000円)

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『TUNBRIDGE』

Church’sはローファーの展開こそ多くはありませんが、他にはない個性的なデザインが特徴
TUNBRIDGEは甲の羽部分のギザギザカッティングや、ヒール部分の造形、ビーフロール仕様など、カジュアルな印象の一足。

アッパー素材はポリッシュドカーフという、Church’sの革靴ならではのコーティングレザー仕上げ
これは僕の持っているSHANNONと同じですが、雨も汚れも弾いてくれる上、程よい光沢で上品さも醸し出してくれる、超優秀な素材です!!

ぜひ色落ちさせたデニムと合わせてほしいローファーです。

 

J.M.Weston(ジェイエムウエストン)

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J.M.Westonは1891年に創業したフランスの名門シューズブランド。
ローファーといえば真っ先に名前が挙がるブランドのひとつです。

J.M.Westonのローファーは非常にタイトな作りになっています。
店舗でフィッティングをしてみればわかりますが、店員さんもかなりタイトなサイズをおすすめします。

このタイトなフィッティングはウェストンフィッティングともいわれていて、ウェストンのローファーを自分だけのものにする儀式とも言われています。
履き始めこそ「サイズが小さかったかな?」と思うくらい締め付け感が強いんですが、履いているうちにどんどん自分の足に馴染んでくるというから不思議です。

履くべき一足:『180 SIGNATURE LOAFER』(約80,000円)

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『180 SIGNATURE LOAFER』

「MODEL 180」と名付けられているこのローファー。
特筆すべきはそのサイズの豊富さ。
180シグニチャーローファーでは、ウィズ(足幅)を一つのサイズにつき6種類(A/B/C/D/E/F/G)用意しています。
これにより、既成靴ながら一人一人にあったベストなサイズを提案できます。

さらに傘下に世界有数のタンナー「デュプイ社」を擁していて、アッパーからアウトソールまで、非常に上質で堅牢性の高い革素材を使用しています。

豊富なサイズや靴職人の熟練した手作業、極上の素材により、その使い込んだ時の履き心地は抜群なのだとか。

 

Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)

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英国靴の聖地イギリス・ノーザンプトンに誕生したクロケット&ジョーンズ。
クロケット&ジョーンズは、世界中で最も多くの木型の種類を有する靴メーカーと言われ、デザイン・バリエーションや素材選びなど、靴作りにおいて優れたノウハウを有しています。

製造工程では、一足作るのに約8週間を要するグッドイヤーウエルト方式の採用や、防水性を持たせたベルトショーン製法など、熟練した職人のみが成せる伝統的な手作業の製法が受け継がれています。

履くべき一足:『LINCOLN』(約85,000円)

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『LINCOLN』

Crockett&Jonesのローファーの中で定番モデルであるBOSTON。
オン&オフどちらのシーンでも使いやすく、オールシーズンを通して活躍できる一足。

BOSTONはBLACKの他にNAVYとDARK BROWNのカラー展開がありますが、色毎にアッパーで使用する革の種類を変えている徹底ぶり。
色味だけでなく革の質感も選べるので、ぜひ店頭で大いに迷ってみてください!

 

Alden(オールデン)

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1884年、米国はマサチューセッツ州ミドルボロウで創業したオールデンは、米国の靴文化を象徴するシューズブランド。

トラディショナルなフォルムと履き心地の良さで、男なら一度は憧れるシューズブランドですね。
アメリカントラッドの歴史を語る上で、オールデンはなくてはならない存在です。

履くべき一足:『LEISURE HANDSEWN SHELL CORDOVAN』(約120,000円)

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『986-987 LEISURE HANDSEWN SHELL CORDOVAN』

価格:約120,000円
オールデンといえばおすすめするモデルはただ一つ
シェルコードバンを使ったオールデンの不朽の名作986-987モカシンです。
986はダークバーガンディと呼ばれる濃く深いワインレッド、987は定番のブラックモデルを指します。

シンプルなフェイスでカジュアルから、ビジネス、ドレッシーなどシーンを選ばずに活躍してくれます。
世界最高峰と言われるホーウィン社のコードバンをシェルに使用し、履き込んでいく事で快適な履き心地と独特な味を増していきます。

コードバンを使ったシューズは、履きジワが非常に美しく形成されます。
「育てる」という言葉がぴったり当てはまるほど、履けば履くほど愛着が増し、自分だけの相棒となっていくのです。

ただしコードヴァンは水気には弱いので、要注意。
丁寧に履いてケアするという気概がある方におすすめしたいです。

 

JOHN LOBB(ジョンロブ)

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ジョンロブは1866年からロンドンで紳士用高級靴を作り続ける老舗ブランド。
英国王室からロイヤルワラント(英国王室御用達)を受けるなど、徹底したこだわりと高い生産技術を持った世界的ブランドです。

もとはビスポーク(オーダーメイド)の高級紳士靴ブランドとして有名でしたが、1976年にエルメス傘下に入ったことにより既成靴ブランドとしても知られるようになりました。

現在もロンドンの本店ではビスポーク靴を生産・提供し続けており、ジョンロブのクラフトマンシップの精神は本国イギリスで今も生き続けています。
ぼくもいつかロンドン本店でジョンロブのビスポーク靴を作ってもらいたい…!

履くべき一足:『LOPEZ』(約200,000円)

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『LOPEZ』

1950年の登場以来、現在もジョンロブの定番ローファーとして愛されるLOPEZ。
甲からつま先に向けてシャープになるアッパーと、ほんのりスクエアのトゥが大人の気品を演出します。

アッパー、ライニングともに、それぞれ1枚に裁断した革を縫製して作られる、贅沢な仕様。
デザイン自体はシンプルさまざまなシーンに対応できます。

品質も最高級なら、価格も最高級。
それでも、一生モノの靴を探しているなら、一度は検討したいブランドです。

 

価格とテイスト別比較図

最後にこれまでご紹介した11ブランドのローファーを、価格とテイストを軸に比較図を作成しました!

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価格は定価を基準に記載しています。

またカジュアルやフォーマルは、あくまで主観的な判断になります。
基本的にはここで挙げた11モデルなら、どれも使うシーンを選ばず広く使えるものですよ!

この記事が皆さんのローファー選びの一助になれば幸いです!

 

サイドゴアブーツも気になる方へ



こちらは、選び方が難しいサイドゴアブーツのおすすめブランドを紹介した記事です。気に入った製品を見つけて長く使えるように、各ブランドの特徴をまとめたので参考にしてみてください。

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