Same Category

革靴の手入れは日々のブラッシングから。こまめな手入れで靴を大切に長く履く

革靴を履く上で避けては通れないのが手入れ。革靴はスニーカーなどと比べて長く履き続けられるような製法で作られているので、素材の手入れさえ怠らなければ数年間は使えるものがほとんど。

ぼくも日常的に革靴の手入れを行なっているので、基本的な方法は「革靴の磨き方を写真付きで、分かりやすく解説します!」という記事で過去に紹介しました。ブラッシングからクリーナー、クリーム塗布まで手入れの一連の流れを解説しています。

今回は中でも最も基本かつ大切な手入れである「ブラッシング」に絞ってその重要性から手入れの方法を詳しくご紹介したいと思います。

「手入れの7割はブラシで終わっている」と言われるほど大切なブラッシング。
こまめにクリーム塗布などを行うのは面倒ですが、せめてブラッシングだけは定期的にやっておくだけでも革靴の見栄えはグンと変わりますよ。

スポンサードリンク

ブラッシングが重要な4つの理由

一般的に「革靴の手入れ=クリームを塗る」と思われる方も多いかもしれません。ただ複数ある手入れの工程の中で、最も基本かつ大切なのはブラッシングだとぼくは思います。その理由は下記の通り。

表面についた汚れや埃を落とす

革靴は下駄箱にしまっておくと埃が付着しますし、1日履くだけでも結構汚れるもの。ブラッシングはそんな靴の埃や汚れを落とす効果があります。

上の写真の通り、黒の靴は特にうっすらと埃が被っているだけでも目立つもの。こまめにブラシをかけてあげるだけでも、こうした日常的な汚れが取れてずいぶん見栄えが良くなります。

他にもヒールカップ(かかと)部分にはスレ跡などが出やすい箇所。そのままだと白くなって見た目も良くないですが、ブラッシングをする事で目立ちにくくできます。

革が持つ油分を引き出す

革素材は本来クリームなどがなくてもそれ自体が油分を持っています。しかし表面に埃が付着していると、埃を通じて革表面の油分が逃げてしまうのです。

革自体が持つ油分を最大限に引き出すためにも、ブラッシングによって埃を表面に残さないことが大切です。

慣れないクリームでの手入れは逆効果なことも

もちろん定期的にクリーナーやクリームを使って手入れするに越したことはありませんが、慣れないうちは注意が必要。

クリームが多すぎると表面にムラが生まれたり革の痛みの原因になったり、手入れを怠ると前に塗ったクリームが変質してしまったりと、革靴にとって逆効果になってしまうことも。

正しいケアを定期的にできるようになるまでは、まずはブラッシングをこまめにきちんと行うことから始めてみましょう。

自分の履いている靴に関心を持てる

ブラッシングが大切な理由、最後はちょっと精神論的なポイントを。

毎日履いている靴、みなさん日々どれくらい関心を持っていますか。人によってはほとんど靴のことを意識することなく日々履いている人もいるかもしれません。

後述しますが革靴を履いた日は30秒でも良いので、できる限り毎日ブラシをかけるのをおすすめします。ブラッシングをしている時間は、すなわち靴と向き合っている時間。毎日少しでも靴に向き合う機会を取ることで、ちょっとした汚れや痛みに気付きやすくなるからです。

 

革靴のブラッシング方法

ブラッシングが大切な理由を4つ述べたところで、ここからは実際にブラッシングの方法を紹介。とはいってもそれほど難しいものではないので、初めての方でも簡単にできます。

使うのは馬毛ブラシのみ

革靴用のブラシは大きく分けると馬毛ブラシ豚毛ブラシの2種類があります。それぞれ用途が微妙に異なるんですが、今回はホコリ・汚れ落としなので馬毛ブラシだけ準備すれば十分。

馬毛ブラシ自体はAmazonで1,000円前後で手に入る物なので、持っていない人は是非1本は持っておきましょう。革靴ケアの必需品です。

ブラッシングを行うときはこのようにブラシを縦に持ち、優しく撫でるように行います。全体をブラッシングするのではなく、部分ごとに順番にブラシをかけていくイメージでやればムラなく行えますよ。

ブラシの角を使ってコバの隙間も忘れずに

意外と忘れがちなのがコバの部分。アッパーとウェルトの細い隙間はホコリが溜まりやすい部分。ブラシの角を使って隙間までしっかりとホコリを掻き出してください。

面倒でも毎日ブラッシングを

このブラッシング作業は、革靴を履いた日はできる限り毎日行うのが理想。

前述の通りホコリは1日でも溜まるので、帰宅後ササっとで良いので下駄箱にしまう前にやってしまいましょう。ぼくは忘れないよう、下駄箱の中にブラシを忍ばせています。

 

革靴の手入れはブラッシングから

今回あえてブラッシングに絞って簡単にできる手入れの記事を書いたのは、通勤電車に乗った時に多くの人が手入れされていない革靴を履いているのを見たから。

革靴の手入れに関しては大雑把に分類するなら、完璧に手入れをする人と、全くしない人のどちらかという状況になっているように感じます。でも実際は毎日少しだけでも手をかけるだけで、見栄えも良くなるし長く履くことができるもの。

もちろん過去に書いた革靴の手入れの仕方は間違ってはいないと思いますが、革靴に興味のない多くの人にとってハードルが高い内容だったことも事実。だからこそ誰でもできる日々の簡単なケアとして、ブラッシングの大切さを伝えられればいいなと。

まずは毎日の帰宅後の30秒。気負わずできるところから始めてみてください。

 

シューツリーは入れて保管するだけでケアになります

手入れとは少し話がずれますが、革靴を保管する際はシューツリーを入れておくようにしましょう。シューツリーは買って入れて保管するだけで、入れない場合と比べると履きジワ伸ばしや反りの防止など大きなケア効果が得られます。

ブラッシングのケアに慣れてきたという人は、少しずつクリームやクリーナーでのケアを始めてみても良いかもしれません。下記の記事を参考にしてみてください。

 

Related Posts

Recommended Posts