さて、16卒就活記事、前回からの続きです。
今回から読んで頂いた方は、先に前回記事から目を通してもらえると、理解がしやすいと思います。
前回は就活が後ろ倒しになる今年の就活のスケジュール感、そしてその中で就活生がすべきポイントを挙げました。
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16卒就活生のスケージュール概要
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就活生が行うべき対策のポイント(赤字部)
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そしてポイント毎に詳しく解説していきました。
今回は上図で11月、12月に大きく書いてある「ES作成」の解説をしていきたいと思います。
今回の話はとても大切なので、この記事では11月12月だけの事を書き、続きはまた次回以降にしようと思います。
11月12月−ES作成
このES作成が、就活時期変更により生じた最大の変更点です。
「なぜ必要なのか?」
→ES(エントリーシート)は内定を得る為に避けて通れないものだからです。
ESとは、エントリーした企業に最初に送る書類です。エントリーシートによって書類選考という1次選考が行われます。
これから就活を始める方々はおそらく”就活”と聞くと厳しい顔をした面接官に
意地悪な質問をされて苦しんでいるようなイメージをするかもしれません。
しかし実際は全然違います。
実際の就活では面接まで進める時点でかなり幸福だと言えます。
大多数の就活生は、1次選考であるES審査で落とされます。
どれだけその企業に思い入れがあっても、一度も人事に会うことなく、会社に赴くこともなく、
メール一本であっさり落とされてしまうのです。
だからこそ、ES対策は就活では必須であると言えます。
「なぜこの時期なのか?」
→去年までの就活生とは状況が違うからです。
この”時期”の話が1番大切です。
去年までの就活生のほとんどは、実際にESを企業に提出する1ヶ月前くらいからESを書く練習をしてきました。
従来はES提出は2月が多かったので、だいたい1月くらいからESに追われることになっていました。
しかし16卒就活生がESを提出するのは6月頃だと思われます。少なくとも就活が解禁される3年3月
より後でしょう。
ではなぜ16卒就活生は、半年以上前の11月12月からESを書く練習をしなければいけないのでしょうか。
その理由は以下の2点です。
①先輩が在学中に書く必要性があるから
もし16卒就活生がこれまでの様にES提出の1ヶ月前からESの練習を始めるとしたら、
おそらくその時にもう4年生の先輩は卒業してしまっています。
今後就活を進める上で、既に就活を終えた先輩達のアドバイスは非常に大切になってきます。
特にES作成についてはほとんどの就活生が、先輩に添削をお願いします。
僕も去年は50枚以上のES添削を頼まれました。
そんなことが出来るのも先輩に時間があり、かつ近くにいてすぐに会える学生の間だけです。
社会人になると忙しくて、一つ一つES添削なんてとても出来ません。
だからこそ先輩がまだ学生でいるこの時期にESを書き、先輩からES作成のコツを学んでおく必要があるのです。
②時間がゆっくり取れるのがこの時期だから
先輩がいる間に書く必要があるのなら、1,2,3月でも良いと思うかもしれません。
しかし1,2,3月は逆に就活生の方がとても忙しい時期になってきます。
1,2月は学校のテストがあります。
テスト勉強をしながらESを書き、それを添削してもらうのは結構ハードです。(もちろん先輩もテストがあります)
さらに3月の就活解禁に向けて、この時期から企業プレエントリーが始まると思われます。
企業にプレエントリーをする為には、企業分析をする必要があります。
これまた企業分析をしながらESを書き、それを添削してもらうのは結構ハードです。
以上のような理由から16卒就活生は絶対に11月12月の間にESを書く経験をしておくのが得策だと思います。
ESを提出する時期は、数十もの企業のESを書く必要があるので、就活の中でも最も忙しい時期にあたります。
そのような書くだけで精一杯な時期に、書く能力が備わっていない状態だとしたら…
かなりヤバい状況だということが分かるかと思います。
ESは一度書いてしまえば、使い回しがきくものです。
なので早い時期に良い出来のものがあれば、後はそれを提出前にコピーするだけでよいのです。
こうすれば質の高いESを作れるだけでなく、時間の余裕も生まれます。
前回も言いましたが、ゴールを見据えてそこから逆算して自分の行動を考えることが就活においても大切なのです。
次回も近日中に更新予定です!是非読んで参考にしてみてください!
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