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【就活】とある某社のGD議事録

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某社GD選考にて

「A国に対して行う3つの施策のうちから、最も効果的なものを1つ選び、理由とあわせて述べよ」という議題が与えられました。
メンバーは僕を含め6人。議論は20分後の大波乱を全く予想させないほど和やかなムードでの幕開けでした。
議論の雰囲気が変わりはじめたのは「2番の施策はとりあえず保留し、1番と3番の施策のどちらが最も効果的か決めよう」という合意がなされた後でした。
僕の右隣の山伏のような大男と、左斜向いのディズレーリのような小男が1番と3番の効果を巡って大激論を始めたのです。

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ディズレーリ:イギリスの政治家。二期にわたって英国首相(在任:1868年、1874年 – 1880年)を務めた。

周りのメンバーのなんとか議論を収束させ、何らかの合意をとろうと奮闘しましたが、ちょうど件の政策は2人の専攻領域に関するものだったらしく、お互い一歩も譲りません。
2つの施策の優劣について侃々諤々の意見の応酬の末、ついに結論を得られぬまま与えられた40分が終了してしまいました。
僕たちのグループは「40分の成果はありませんでした」と言っているに等しい状況だったのです。

GDは運ゲーか?

今日はグループディスカッション、いわゆるGDについて書いてみようと思います。

「グルディスは、あんまり活発に話せないから苦手…」
「やっぱりリーダーした方がポイント高い?」
「発表がある場合は自分が発表した方がいいの?」

グルディスを巡る不安や疑問は多くの人が持っていると思います。
そもそもGDはその場ごとにテーマやメンバーが変わるので運ゲーだと捉えている人も少なくないように感じます。
また場合によっては冒頭で僕が実際に遭遇したような「一部のメンバーの暴走で議論が台無しになってしまう」ということも「GD=運ゲー」という印象を強めているのかもしれません。

グルディスについては様々なポイントやコツなどがありますが、まずはそれら全ての大前提となる『グルディスの心得』を紹介しようと思います。
この心得を身につけ、それに適う行動をすればGDは運ゲーではなくなります
きちんと考えてGDに臨む人は、通過するべくして通過することができると思います。
僕も就活を通じてGDで落ちたことは一度もありませんでした。
それは冒頭の大荒れのGDも含めて、です。

GDに臨む人が心得ておくべきこと

さて、GDにおける最も重要かつ基礎的な心得は、例えば5人で30分与えられた場合に「与えられた時間は30分じゃなく、150分(30分×5人分)だ」ということです。

5人で30分を与えられて、30分の価値のアウトプットしか出せないのであれば極論1人で考えるのと何も変わりません。
それどころか、メンバーが増えるにつれて前提条件の確認や、理解度の統一などのコミュニケーションコストがかかるので、1人で考える方が効率がいいという事態になりかねません。

5人でアウトプットを出すからには、それぞれが自分に与えられた時間をフル活用し総和として150分の分量のアウトプットが得られなければなりません。

それではアウトプットを(与えられた時間)×(人数分)にするためには具体的にどのようなチームマネジメントが必要なのか、そして個人としてどのようなことを気をつければいいのか。
大切なことは「前提条件の共有」と「役割分担」の2つだと僕は思います。

次回はこの2つについて書いていきます。

参考著書

『思考・論理・分析 -「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践』(波頭亮)

「GD」や「論理的思考力」について聞かれた際に僕が必ずオススメする本。
普段何気なく使っている思考や論理、分析という言葉。しかし具体的に思考するとはどういうことなのか、という問いに答えていく本です。
小難しい内容を非常に平易な例と図を用いて、明快に解説されている名著だと思います。
この本から波頭さんの文章が好きになり、その後『リーダーシップ構造論』『戦略策定概論』なども読みました。
興味があれば是非どうぞ!

 

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