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これが私のとっておき。『It’s My Sunday Best』 Vol.14 ich(いち)さん

当ブログを運営する上で大切にしているのが「こだわり」
ファッションにこだわりを持つ人は、いつ頃からどういう理由でファッションが好きになったのでしょうか。

『It’s My Sunday Best』は、そんなファッションにこだわりを持つ人の「とっておきの一品」を教えてもらう企画です。

“Sunday Best”とは[晴れ着、よそゆき]の意。なにげないように見えるアイテムに込められた、その人ならではの思い入れを聞かせてもらいましょう。

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今回お話を伺った人

ich(いち)さん

鳥取県出身の24歳。大阪の大学を卒業後はアパレル店員やエステティシャンとして働き、現在は「可愛く」「おしゃれ」をコンセプトにキャリーケース1つで地方を転々としている。運営するブログ「ich channel」ではノマド旅や自身の恋愛観について発信。

SundayBest Vol.14は前回に引き続き女性インタビュー。前回のあんちゃさんのインタビュー記事を読んでいただき、感想をぼくのLINE@経由で連絡をいただいたのがきっかけでした。

お話を伺っているとichさん自身アパレル店員を5年ほど続けたのち、今は「可愛い」「おしゃれ」をテーマにノマド旅をしているのだとか。

ichさんの運営するブログ「ich channel」ではichさんが立ち寄った地方の観光情報、自身の恋愛観など20代女子としてのichさんの等身大の思いがたくさん綴られています。

中でも彼女が地方を旅する理由を綴った記事は、彼女の過去やいま見ている世界、あらゆるものを手放して旅をする覚悟などが垣間見える、思いのこもった文章です。


そんなichさんに直接お話を伺ってみたいと思い、彼女が東京に滞在する期間にインタビューをお願いしました。

 

HAGLOFS(ホグロフス)のバックパック「CORKER」

ーー今回SundayBestに選んでいただいたバックパックはいつ、どこで手に入れた物ですか?

ちょうど今の地方ノマド旅に出る前、9月に大阪梅田のHAGLOFS(ホグロフス)のお店で購入しました。

ーーまだ買って間もないバッグなんですね。こちらをSundayBestに選んだ理由はなんでしょう?

実はこのバッグ、半分くらいはフレンドファンディングのpolcaで皆さんから支援していただいて買ったものなんです。

ちょうど今の旅に出る直前にそれまで4年間使っていたバッグが壊れてしまい、地方ノマド旅に出るということを伝えて支援を募ったところ沢山の方からご支援していただきました。

自分だけではなく支援していただいた方たちの気持ちも詰まった、思い出深いリュックです。

ーー旅に持って行くバッグとしてどうしてHAGLOFSを選んだのですか?

まずはやはり長旅に使うということもあり、機能性と使いやすさは重要なポイントでした。その点HAGLOFSは背中に背負いやすさを考慮した成形フォームがあったり、地面に置いても自立してくれたりとアウトドアブランドとして機能性に優れています。

そしてもうひとつ大切なのが人と被らないスタイリッシュなデザイン。HAGLOFSは定番のバックパックとは一味違う個性的な見た目をしています。

特にショルダーストラップやリュック全面にあるHAGLOFSの「H」マークが、個人的に可愛くてとってもお気に入り。機能性と個性的なデザインを併せ持ったHAGLOFSのバックパックに一目惚れしちゃいました…!

まだまだこのバッグについては語りたいことがたくさんあるので、よければぜひ私のブログ記事を呼んでいただけると嬉しいです。


 

「捨てることから全てが始まる」直感で決めたノマド旅生活

ーーichさんが地方を転々と旅されている理由を聞かせてください。

もともと鳥取という田舎出身の私。当時は田舎の狭いコミュニティが嫌で高校卒業とともに大阪に出てきました。そうやってアパレル業界で働いたりしながら6年ほど大阪で過ごし、また縁あって鳥取に帰ってきました。

そうして久しぶりに帰ってきた田舎の風景が、なんだか昔より愛おしく見えて。田舎に残ってその良さをもっと残したい、そして育てていきたいと思うようになりました。

でもそんな気持ちと同時に「田舎を盛り上げるには今のままでよいのか」という疑問も自分の中に湧いてきました。それは実際に自分が地域おこしの団体活動を通して見えてきた、地方創生活動の課題と限界でした。

「田舎に残るか、外に出るか」

その二択で迷っていたころ偶然参加したイベントで、ブロガーのぼりさん(@borilog)「捨てることから全てが始まる。捨てる勇気を持とう」という言葉に感化され、直感的に外に出ようと決めたんです。

地方を回りながらその地方の今を知る、そしてその魅力を発信する。これが正しいのかは分かりませんが、田舎の魅力を多くの人に伝えるために私は旅をしています。

ーー旅をする際のファッションのこだわりなどはありますか?

「地方を旅する」って聞くと荷物も限られてて、おしゃれなんてできないでしょ?と言われることがたまにあるんですけど、私はその考え方を覆したいと思っています。

毎日コーディネートを変えて楽しんでいるし、旅だからといっておしゃれも妥協したくない。HAGLOFSのバックパックはそんな私のこだわりを表しているアイテムですね。

旅ならではのファッションといえば、小物やアクセサリー類にもこだわっています。洋服はバッグの関係でたくさんは持ち運べないけど、アクセサリーを付け替えることで気分を変えています。

 

Sunday Bestを取り入れたコーディネート

Coordinate Item
  • One-Piece:merlot
  • Knit:merlot
  • Shoes:Dr.Martens
  • Bag:HAGLOFS CORKER(My SundayBest!!)
  • Neckless:もらいもの

この日はichさんが好きなブランド「merlot」で全身コーディネート。ゆったりしたシルエットが好きというichさんらしい、袖がボア仕様になったビッグニットとAラインワンピースの可愛らしい着こなし。

ガーリーな服装に合わせたシューズはDr.Martensの3ホールシューズ。HAGLOFSのバッグとともに、ふんわりとした全体のスタイルを引き締めるアクセントになっています。

腕時計はホワイトのBaby-G。昔から使っているお気に入りだそう。ちなみに腕時計もその日のファッションに応じて付け替えられるよう、バッグにもう1本別の時計も持ち歩いています。

プチプラアイテムが好きで今回紹介した「merlot」はもちろん、最近では「GU」の服もよくチェックしているのだそう。ichさん曰く「最近のGUは本当に可愛いから、みんな是非お店にいって見てほしい」とのこと。

 

幼少期に気付いた「武器としてのファッション」

ーーichさんがファッションを好きになったきっかけはなんですか?

わたし昔からサバサバしてるねって言われることが多くて、小学校でも男の子に混ざってドッジボールやサッカーをするタイプの女の子でした。それもすごく楽しいんですが、内面や考え方は本当に女の子なんです。「こじらせ女子」って自称するくらい。笑

でも服装をワンピースにしたりヒールを履いて学校に行くと、男の子が「可愛いね」って途端に女の子扱いしてくれたのが嬉しくて。

そんな経験をして小さい頃からなんとなく「可愛い服を着れば、みんな女の子扱いしてくれる」っていうことを理解していたような気がします。ファッションは女性の武器になるんだって。

ーーぼくも昔好きだった人に褒められたのが嬉しくてファッションにハマったので気持ちは分かります。

自分に自信がなくてもお洒落するだけで周りの人から褒められたり、それどこの?って聞いてくれたりする。男女関わらずファッションって自分をより一層輝かせてくれる力がありますよね。だから私はファッションが大好きなんです…!

 

女の子の選択肢をもっと増やしたい

「女の子が大好きで、女の子がもっと自由に生きれる手助けをしたい。」

「地方」「旅」「ファッション」など様々なキーワードと「女の子」を掛け合わせた領域で活動を続けるichさん。「女の子が自由に人生を選択できる手助けがしたい」と力強く語るichさんですが、そんな思いは自身の失敗経験が元になっているのだそう。

ichさんは大学時代に「この人しかいない」という男性と大恋愛を経験。彼と結婚したい一心で、プライベートから仕事選びまで全てを彼氏最優先にしていました。

ただ数年後その彼氏と別れてしまった後に、自分の人生は自分で決めて歩いていきたいと強く思ったそう。

・ ・ ・
 

「私の発信する情報が、女の子が自分の生き方を考えるヒントになれば。私みたいに後悔する人を少しでも減らしたい。」

彼女の意志とそれを支援してくれた方の期待をHAGLOFSのバックパックに詰めて、ichさんは今日も日本中を旅しています。

 

Fukulowのイラストを描いてもらいました!

ichさんはイラスト書くのが得意ということで、今回インタビュー時にぼくの簡単なプロフィールをまとめたイラストを描いていただきました!可愛い…!

イラスト制作の依頼も1枚3,000円から受け付けているので、気になる方は下記ページより詳細をご覧ください。


 

あなたのSunday Best教えてください!

当ブログDRESS CODE.では今後もファッションにこだわりを持つ人のSunday Best(=とっておきの晴れ着)をご紹介していきます!

もしよければ、いま記事を読んでいただいているあなたのとっておきのファッションアイテムを取材させていただけませんか?
取材は都内限定ですが性別・年齢は問いません。
TwitterやInstagramアカウントはもちろん、人に伝えたいご自身の活動などがあれば合わせてご紹介させていただきます。

詳細は各種SNSメッセで相談できればと思います。気軽に連絡してください!!

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