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旅とカメラと、X100F

気の置けない仲間と行く、夏の旅。いつもより少し小さめなスーツケースに荷物を詰め、手持ちのバッグに放り込んだのはFUJIFILMのコンパクトデジタルカメラ「X100F」

旅の朝特有のうわずった気分をまとい、いざ夏の北海道へ。

X100Fは持ち運びに適したコンパクトで収まりの良いボディデザイン。機内への持ち込みや、街を散策しながらのスナップにも適している。旅の醍醐味はやはり現地でしか味わえない異国情緒。携えていても威圧感のない控えめなデザインのX100Fなら、そこに暮らす人々の生活感を生のまま収めることができる。

桟橋から小樽の運河を。大型のイメージセンサーを積んだX100Fなら、暗いシーンでも満足のいく夜景が撮影できた。

鉄骨の硬さが伝わってきそうなシャープな写真と、絞りを開いて大胆にボケを入れた写真という対照的な2枚。どんな光景に出くわすのか分からないのが旅の面白さ。撮影できる表現は広いほうが良い。

ビルが群立する大倉山からの広大な景色も、農家の方にグッと寄ったポートレート写真も1台でこなす。何かと比較するのだとしたら、相手はiPhoneになるのかもしれない。

ではiPhoneとの違いは?と問われれば、答えがこの1枚だ。暗闇の中ステージにひしめく観客、深みのあるグラデーションをなす空、そして幾重にも重なるスポットライトを浴びるアーティスト。明部と暗部とグラデーションという異なる表現を1枚の写真に写しきっている。

駆け抜けるように過ぎていった夏の旅。北海道に降り立った3日前がもうすでに遠い過去のよう。

楽しい旅というものは得てして矢のように過ぎていく。時間の流れを止めることはできないが、過ぎた思い出を鮮明に残し続けることはできる。カメラは旅を一生モノにしてくれる。

X100Fを持って、次はどこに行こうか。

 

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