世界に数多あるコレクションブランド、毎季1つくらいはエッジが効いたものがでてきます。
DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます!
当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
現在開催中の2016年春夏オートクチュールコレクション。
そこで発表されたオランダのファッションブランド『ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)』のコレクションが話題です。
思わず笑みが漏れる斬新なルック
Photo by WWD JAPAN
会場に現れたのは真っ白なポロシャツやドレスを纏ったモデル。
しかしよく見ると随所に目や鼻、口など人の顔のような造形が配されています。
Photo by WWD JAPAN
コレクションが進行するにつれて、服の中の顔はどんどんモデルを包み込んでいきます。
複雑な顔の造形はスポンジではなく、全て布で作られています。
Photo by WWD JAPAN
最後はモデルの顔は消えてしまい、目や口が歪(いびつ)な形をしたシュールな顔が行進しているような展開に。
これにはコレクション参加者の顔からも思わず笑みがこぼれていました。
コレクションを見た人の反応
このViktor&Rolfのコレクションを見た人からは早速様々な反応が。
驚く人もいますが、意外と好意的な意見が多かったです。
ヴィクター&ロルフ斜め上すぎたww
— ゴメ (@gomegomera) 2016, 1月 29
2016春夏のVIKTOR & ROLFが太郎的なことに……(笑)。いや、こういうの大好きだけども。https://t.co/R50QIRTOHC — ミオ (@mio_igu) 2016, 1月 29
確かにちょっと岡本太郎っぽさはありますね。
太陽の塔みたいな顔もあります。
ああー…やっぱりViktor&Rolfは最高だなぁ…(オートクチュールみた)
— Johnny-O (@halsskw) 2016, 1月 28
VIKTOR & ROLF良いなあ。発想とまとめ方がギャルソンぽい。ちょっと着たくなってきた。 — みるみるぽん! (@miImiIpon) 2016, 1月 29
ファッション好きやViktor&Rolfというブランドをよく知っている人からは、割と好意的に受け取られていました。
ウェアラブル・アート=着て歩く芸術
Photo by WWD JAPAN
Viktor&Rolfは昨年頃からオートクチュールに専念しており、そのテーマは「ウェアラブル・アート=着て歩く芸術」
今回は洋服と彫刻を融合させ、服が徐々に巨大化して彫刻へと変わっていく様をコレクションの中で表現しました。
Photo by WWD JAPAN
そもそもオートクチュールとは「高級仕立て服」を意味しており、全てがオーダーメイド。
一般に販売される既製服とは違い、ブランドの世界観を表現したコンセプチュアルなコレクションが中心です。
また服だけを見ると非常に奇抜なイメージですが、全ルックともシューズはドクターマーチンの8ホールを合わせるなど、コンセプチュアルなアイテムをリアルに落とし込むスタイリングになっています。
つい見た目だけに終始してしまいがちなコレクションルックですが、ブランドのテーマや世界観、細部のスタイリングまで注目してみるとより深くコレクションを理解できるようになるかもしれません。