使い始めて1ヵ月ちょっと。
いろいろと見えてきました、Apple Watch。
DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます!
当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
aTimeLogger2に対応したことを知り、深く考えずに購入したApple Watch。
1ヵ月ほど使ってみて良い点・悪い点がいろいろと見えてきたので、現時点でのレビューをしたいと思います。
Apple Watchって実際どうなの?という方は、是非読んで参考にしてみてください!
時計としての機能は必要十分
まずはApple Watchの基本的には機能である時計。
1ヵ月毎日つけて生活してみましたが、時計としては普通に使えます。普通の時計。
フェイスはクロノグラフを使っていますが、明るくはっきりしたディスプレイは日差しのある日中でも見やすいです。
公称値で18時間持続と、1番の懸念であるだろう充電持ちですが、普通に使っている分には全く問題なし。
平日は朝9時に家を出て22時くらいに帰ってきますが、だいたい帰宅してApple Watchを見るとバッテリーは40〜50%くらい残っている感じです。
そもそも腕にある小さなApple Watchをいじいじするくらいなら、iPhoneを取り出した方がよほど早くて便利です。
Apple Watchに最適な使い方をしていれば、18時間というバッテリーは十分なんじゃないかな。
通知が腕に届くのは便利
iPhoneの通知が腕で受け取れるのは、かなり便利です。
対応アプリが少ないとよく言われるApple Watchですが、通知や後述するアクティビティなど、サードパーティのアプリがなくても十分便利な恩恵は受けられます。
ぼくは今レコーディングダイエット中なので、食べたものを記録し忘れないよう、Apple Watchにも「カロリー入力した?」と通知が来るようにしています。笑
アクティビティはつい意識しちゃう
毎日の運動量や消費カロリーなどを測定してくれるアクティビティ機能。
Apple Watch購入前はあんまり興味がなかったんですが、いざ使ってみると結構意識しちゃいます。
その日の活動量が3つの円で表されていて一目でわかりやすいし、たまたまよく歩いた日などは「おめでとうございます!!」みたいな通知が飛んできます。
毎日そんな調子なんでついつい「今日はちょっと歩いてみよう」と思ってしまうんです。
記録を更新するとメダルがもらえたりと、ゲーミフィーケションの原理にすっかり動かされています。笑
アプリはネイティブ対応していないと使い物にならない
さて肝心のアプリですが、これははっきり言ってネイティブ対応していないと使い物になりません。
Apple Watchはデータの更新などの度にiPhone側と通信を行います。
環境にもよりますが、このiPhoneとのやりとりが結構時間がかかってしまい、「だったらiPhone取り出すよ」っていうこともしばしば。。。
結果的にネイティブ対応していないアプリは、この通信の遅さが原因でほとんど使わなくなりました。
LINEとかも現状あんまり期待しないほうが良いかも。
結局色々試してみて、今使っているアプリは下の3つくらい。
【aTimeLogger2】
Apple Watchを買う一番のきっかけになったaTimeLogger2。
まだネイティブ化はしていませんが、データやりとりは比較的短くて結構使いやすい。
操作性やUIなどはApple Watchに最適化されていてとても使いやすいので、あとはネイティブ対応してくれるのを待つだけです。
【Todoist】
Todoistも使ってはいますが、使い方は非常に限定的。
グランスに設定しておいて、今日締め切り/締め切りを過ぎているタスクの数を確認するだけです。
ここから終わったタスクにチェックを入れたりもできるんですが、ここもロードがもたつくので大抵はiPhoneで済ませます。腕でちらっとみてタスクが0だったらOK、みたいな使い方です。
【Y!天気】
Yahoo!天気はWatchOS2から追加された、コンプリケーション機能に対応しているので、文字盤に情報を常時表示させることができます。それをちらっとみる為だけのアプリですね。
このように左下に天気と降水確率が表示されるので、これは結構便利。
そして同じくWatchOS2の新機能タイムトラベルとの組み合わせがさらに便利。
Digitalcrownを回すと、時間の経過に合わせてその時間の降水確率を表示してくれます。
わざわざ天気予報アプリを見なくても、くるっとクラウンを回せばその日1日の降水確率の推移が見れちゃいます。
よく使うアプリは主にこの3つ。ちなみにApple Watchの写真などで使われている丸いアプリが並んだホーム画面ですが、この画面もほとんど使いません。
よく使うアプリはだいたいグランスに設定しておいて、文字盤からショートカットで呼び出しています。
わざわざdigital crownを押してホーム画面に遷移して、アプリを探して起動…なんてやってる暇があれば、もうiPhoneでやります。
最初は物珍しさで色々試してみると思いますが、慣れてくると手首でサッと見れないアプリは使わなくなりました。
Apple Watchを使ってみて感じたこととして、Watch用のアプリは5秒くらいで動作が完結しないとダメ。 どれだけ遅くても10秒以内に価値を提供出来ないアプリは使わなくなる。
— Fukulow@DRESS CODE. (@yuta_black) 2015, 10月 19
現状は限定的な使い方が限界。ネイティブアプリが増えることに期待。
ということで主な使い方や便利な点、課題などをまとめました。
やはり現状の一番の課題はiPhoneとの通信なしではできることが少なすぎること。何をするのでもiPhoneとの通信が必要で、かつそれが遅いのでストレスが溜まります。
とりあえず今はアプリのネイティブ対応が進むことに期待したいです。
Apple Watchのスリープ時にiPhoneと通信しておいて、操作時は通信がいらないみたいな仕様になれば最高なんだけどやっぱり難しいのかな。
ぼくの場合はもともとaTimeLogger2をApple Watchで使うことしか期待していなかったので、そこまで不満はありませんが、多くの人にとってApple Watchはまだ物足りない端末であることは間違いないと思います。
2016年6月発売と噂されている時期Apple Watchは、iPhoneがなくても単体で通信することができる「tether–less(テザーレス)」機能が搭載されると言われています。
Apple Watchがさらに多くの人に浸透するとすれば次期バージョン、あるいはその次くらいになりそうな予感がします。
引き続きApple Watchを使ってみて便利な点や、気づいたことがあればレポートしていきます!