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当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
ESの質問分析シリーズ3本目です。
今回は「志望動機を教えてください。」という質問の意図を考えていきたいと思います。
「当社の志望動機を教えてください。」
ストレートに志望動機が聞かれることもESではよくありますね。
僕の肌感ではESの4枚に1枚くらいは志望動機系の質問があったように思います。
それではこの質問にはどういった意図があり、何を気をつけてES作成に取り組めば良いのでしょうか。
ESで志望動機を書く際に意識すべきポイントは大きく2つだと思います。
それは一貫性と納得感です。
質問意図を読み手のキモチになって考えてみる。
まずはESを読む人事の気持ちになってみてください。
WebでESを提出するのがもはや当たり前になった今、企業にESを提出してエントリーすることのハードルはかなり低くなりました。
結果としてそこまで興味がない企業にも、一応他社のものを使い回しでESを提出しておこうとする学生がほとんどです。
もちろん人事もそんなことは知っています。
このとき人事が考えることはおそらく「何万とあるESの中から、本当にウチを志望してくれている学生を見つけたい」と思うはずです。
これは気持ちの問題だけではなく、志望度の低い学生に内定を出しても結局は辞退されてしまうリスクがあるからです。
採用には「◯月までに◯人の学生を採用する」という明確な数値目標が設定されているので、内定を出した学生が辞退されるリスクは極力減らしたいと考えるのは自然なことです。
志望動機をESで聞いてくるのは、こういう企業側の意図があるのです。
「あぁ、この学生は本当にウチの会社を志望しているんだな。一度会って話を聞いてみたいな。」
ここまでの話を簡単にまとめると、ESで志望動機を聞かれている場合、読んだ人事の方にこのように思ってもらえればゴールです。
そしてそのゴールを目指す上で重要になってくる要素こそが一貫性と納得感なのです。
一貫性
一貫性とは普遍性と継続性からなります。
普遍性とは環境・境遇が変わっても変わらないということ、継続性とは時間が経っても変わらないということです。
どんな環境にいても、どれほど時間が経っても気持ちが変わらないということを伝えられれば、「この学生の言うことは一貫しているな」と思ってもらえます。
では具体的に普遍性と継続性をアピールするとはどういうことか見ていきましょう。
・Mission:普遍性をアピールせよ!
普遍性とは環境・境遇が変わっても変わらないことだと言いました。
つまりあなたの主張する志望動機は、あなたが高校生であっても大学生であっても、文系でも理系でも、どんなサークルに所属していても変わらないということを伝えればOKだということです。
難しく書きましたが、内容としてはシンプルです。異なる環境で、同じ行動をする or 同じことを考えるという経験が言えれば良いのです。
「僕は学校のゼミやサークル、バイトでも新しいアイデアで今までにないことをしてきました。なので新規事業を任せてもらえる御社で働きたいと思っています。」
「僕は普段はあまり新しいことを望まない保守的なタイプですが、唯一サークルでは自分のアイデアで新たな活動を始めた経験があります。その経験から新規事業を任せてもらえる御社が自分にとって合うのではないかと思います。」
上の二つの例だと、前者の学生の志望動機の方が強く感じると思います。
それは環境が変わっても同じ行動をしていることにより、一貫性が生じているからです。
・Mission:継続性をアピールせよ!
継続性は時間が経っても変わらないことです。
これは普遍性と比べるとイメージがしやすいのではないでしょうか。
「僕は幼少の頃に始めてインターネットに触れ、それ以来インターネットへの興味は薄れることなく大学も情報学科へ進学しました。なので就職でもIT業界を一番に志望しています。」
「大学まではかなりアナログ人間でした。しかし大学での授業をきっかけにITの面白さに気づきました。なので就職もIT業界を志望しています。」
一般的に言って、同じ気持ちを長く持ち続けることは、それだけ本気であると思ってもらえることが多いです。
先の例でも、前者の学生の方がIT業界への志望度は高く感じませんか?
もちろんこれだけでは実際の志望度の強さは分かりませんが、ES上ではこれだけの情報で判断されがちです。詳しい説明や補足はできないので。
納得感
次は納得感です。
納得感とは一言でいうと「なるほどね!」という気持ちです。
では人事から「なるほどね!」を引き出すにはどうすれば良いのでしょうか。
ぼくはそのために必要なのは「論理性」だと思います。
これは簡単な具体例を考えてみればすぐにわかることだと思います。
「ぼくはスポーツが好きだ。だから将来はスポーツ選手になりたい。」
「ぼくはスポーツが嫌いだ。だから将来はスポーツ選手になりたい。」
上記の例では前者は「なるほど!」と頷ける内容だと思いますが、後者に関しては全く論理的ではないことがわかると思います。
論理性が無い主張には「なるほど!」とは言えません。
論理の飛躍に注意
これは非常に簡単な例ですが、実際の就活において注意すべきことは、論理が飛躍していないかという点です。
よくあるのは以下のような例です。
「私は人を笑顔にしたいです!だからブライダル業界志望です!」
確かにブライダル系の仕事は人を笑顔にできる仕事であることは間違いありません。
しかし同時にブライダル業界以外にも人を笑顔にできる業界・仕事はたくさんあります。
それらを全て無視して人を笑顔に=ブライダルと短絡的に決めてしまうと、聞き手の反応も「ん?」となってしまいます。
「私は人を笑顔にするのが好きです。また学生時代は結婚式場のアルバイトをしていました。人を笑顔にする仕事はたくさんあると思いますが、結婚式の時の女性の幸せそうな顔は私にとっては特別なもののように見えました。だからブライダル業界を志望しています。」
こう言われれば聞き手も「なるほど!だからブライダル業界なんだね。」と納得してもらえるはずです。
コミュニケーションは常に聞き手主導
このように相手の気持ちを考えて、それに取り入るような書き方に抵抗がある人もいるかもしれません。
ウケの良い書き方ではなく、本当の自分の気持ちを書くのが筋だという人もいるでしょう。
しかし忘れないで欲しいのは、コミュニケーションの成否は常に聞き手が握っているということです。
あなたがどれだけありのままの気持ちを書いたとしても、相手に伝わらなければ意味がありません。
伝えることだけにコミットする場合はそれでも良いと思います。
しかしその先の伝わるということにコミットするならば相手の気持ちを考えて伝え方を工夫するのも大切なことではないでしょうか。
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