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当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
ESの設問分析シリーズの今回は、強みと自己PRについて考えていきたいと思います。
まず自己PRをしてくださいと言われて、あなたは何を書けば良いかすぐに思い浮かぶでしょうか?
就活生の多くの人は「自己PRは強みを書けばいいんですよね?」と思っています。ぼくもそう思っていました。
しかしこれは厳密には間違いだと思います。
自己PR≠強み
ここでは「強み」と「自己PR」の違いを説明しつつ、どういう内容を盛り込んでいけばいいのかを考えてみます。
結論から先に言うと「強みは”事実”、自己PRは”事実+解釈”」を盛り込んでいくことが大切なのです。
強みは事実であり、自慢
あなたは普段から自分の強みを友達に吹聴して回ることはあるでしょうか?
「おはよう、ところで俺の強みはサークル運営で培ったコミュニケーション力で〜」
なんて奴がいたら、よっぽど就活に洗脳されている輩でしょう。
なぜかというと、強みというのは本質的に自慢だからです。
日常生活で自慢ばっかり言う奴なんてほとんどいないか、いても嫌われています。
ではなぜ就活では強みを聞かれるのかというと、自分の優秀さを知ってもらって企業に採用してもらうためです。
「ぼくは何もできない人間ですが、あなたの企業で採用してください!」なんていう人が落ちてしまうのは誰でもわかると思います。
だからこそ、就活では「強み」という言葉で自分がいかに優れているかをアピールするのです。
ここまでの説明で言いたいことは、強みとは結局その人の能力や経験などの事実であるということです。
自己PRは事実+解釈
実は前項の強みだけではまだあなたは内定をもらうことはできません。
なぜなら、ただ「ぼくはこんなにも優秀な人間だ」と言っただけで、それはあなたの都合にすぎないからです。
ただ一方的に自分の強みを自慢されるだけだと、相手としても「だから?」ということになりかねません。
自己PRはPRです。PRとは宣伝、売り込みです。
あなた自身を企業に売り込んで採用させたいと思わせるのが自己PRの役割です。
相手に売り込もうとする際には、相手にメリットを感じさせることが必要です。
これは独身一人暮らしの男性サラリーマンに哺乳瓶を売ろうとしても難しいのと同じです。
いくら良い哺乳瓶でも、買うメリットがないとセールスも全く刺さりませんよね。
自己PRで大切なのは自分の強みを述べた上で、相手にとって自分の強みがメリットになるという解釈をしっかりと述べることです。
自分がコミュニケーション力を強みと考えているなら、例えばざっくりいうと以下のようになります。
「ぼくはコミュニケーション力が強みです。御社は多くの関係者を巻き込んでプロジェクトを推進させるビジネスをしていると思いますので、ぼくを採用するメリットがあると思います。」
前半の「ぼくは〜強みです。」は事実、後半の「御社は〜思います。」は自分の解釈になっているのが分かるでしょうか?
強みと自己PR、混ぜるな危険
ESを書く上でよくやりがちなミスが「強み」を聞かれている時に強みだけでなくそのまま自分の売り込みまでしてしまうパターンです。
同じように「自己PR 」をしてくださいと言われているのに自分の強みしか言えていないというパターンもあります。(これは面接でも同じです。)
強みと自己PRを混同してしまったよくあるミスは以下のようなものです。
ミス1)
「強みを教えてください」
「僕の強みは◯◯です。御社ではこの強みを活かして〜」
→強みは事実です。「御社では〜」以下は事実ではなくあなたの考え・解釈なので、ここでは必要ありません。
ミス2)
「自己PRをしてください。」
「僕の強みは◯◯です。サークルではこの強みを活かして〜をしていました。」
→これは単なる事実の列挙でしかありません。
その強みは相手にとってどうメリットになるのか、自分なりの考えを伝えなければPRにはなっていません。
1つのESで「強み」と「自己PR」の両方が聞かれることもよくあります。
これは両者がそれぞれ違うものであると企業側が考えている証拠です。
思考停止状態に陥らないように
ここまで強みと自己PRの使い分けに関して考えてきました。
記事を読んでいて、内心「そんな細かいこと、どうでもいいじゃん」と思う人もいるかも知れません。
しかしESや面接で人事から何か質問されたときに、「それっぽいことを言って最後にうまく志望動機につなげれば良い」というような、思考停止状態に陥っている就活生は案外多いなと自分の経験を通して思います。
何もこの話に限ったものではなく、就活全てにおいて思考停止状態で臨んでいる人はかなりいます。
そういう人は「みんなが行くから」「みんなこうしてるから」「本で読んだから」など、自分の将来の選択でさえ自分以外の何かに頼って流され続け、いつしか量産型就活生へとなっていきます。
そして量産型就活生が行き着く先は学歴主義採用です。
なぜなら量産型就活生はみんな同じような人間ばかりなので、採用側も差別ポイントを学歴などに置かざるを得ないからです。
「自分の一つ一つの行動は、きちんとした考えに裏打ちされているか?」
就活では常にこのように自問して、自分らしい就活ができるようにしましょう。
それがそのまま他人との差別化につながり、自分の魅力にもなりますよ!
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