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当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
よく「就活で必要なのはコミュ力だ!」と言われます。
僕もコミュニケーション能力は社会で働くにおいて、大切な要素だと思います。
しかし現状は「コミュ力」という言葉だけが一人歩きし、いかにも軽薄で不躾な人間ばかりが「コミュ力」という無敵の武器を振りかざし、真面目な人間や内向的な者ばかりが割を食う、といった構図を助長しているように思えます。
コミュニケーションとは何か、どうしてそれが社会で働くのに必要なのか?という疑問に対して、1つ僕が大切にしている文章があります。
今回はそれを紹介したいと思います。
読んでみて一度、コミュニケーションについて考えてもらえればと思います。
分業を選んだ以上、コミュニケーションに骨身を砕くのはあたりまえだ。(中略)分業を選んだ以上、
他の持ち場のことは見えなくなるのは当たり前だ。
その分、骨身を砕いてコミュニケーションを
しなければならない。持ち場が違う、それゆえ視野も、
考え方もまったく違う仲間と、
通じ合うのは、面倒で、非効率で、とってもパワーが要る。なぜ、そうまでして会社で仕事をするのか?自分一人では、一生かかってもできない規模で、
社会に働きかけるためだ。コミュニケーションが十全になったとき、
200人の職場なら、200人分、
小さな自分の生涯を超えて、
社会にインパクトを与え、動かすことができる。(中略)
会社を選んだ以上、分業を選んだ。
(中略)
自分の仕事しか見えず、違う持ち場を守る人を、
気が知れない、わからずやだ、と切り離したとき、
私たちは、1メートル区間の優勝者に成り下がる。
ほぼ日刊イトイ新聞「おとなの小論文教室。」山田ズーニー より引用
http://www.1101.com/essay/2013-03-20.html
こういう気持ちを忘れたくないものです。