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【就活】ありうべき可能性に目を向ける。

DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます!
当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

さて、いきなりですが僕はこうしてBlogで就活生に向けた記事を書いています。

それではなぜ僕は就活生に役立つ情報を発信するに当たって、”Blog”という形式をとっているのでしょうか。
例えばそれは”Twitter”や”Facebook”、”メルマガ”などの形式でも実現できたはずです。
様々な手段を採用しうる状況にあって敢えて”Blog”という形式を選んだのはどうしてでしょうか?

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実は就職活動の面接ではこうした「ありうべき」他の可能性について質問してくることがかなり多いです。
僕は大学時代にサークルを立ち上げてフリーペーパーを発行する活動をしていたことがあったので、

「どうしてその目的からサークル立ち上げの話になったの?サークルを作る以外の可能性はなかったの?」
「なぜフリーペーパーという形式を選んだのですか?webで発信することもできたはずですが?」
「どうして有料誌ではなく、無料のフリーペーパーにしたのですか?」

なんて聞かれることもしょっちゅうありました。

また、志望動機を簡単に言い終わると、
「今言った感じの仕事なら○○業界でも同じような感じだと思うんだけど、違うの?」
と聞かれることもしばしば。

というのも、ありうべき他の選択肢を考慮せずに行った行動は「まぐれ」に過ぎないからです。
これは考えてみれば当たり前の話で、通常一つの目的に対してそれを達成する手段は数多存在します。

例えば「成績を上げる」という目的に対しては
・塾に通う
・家庭教師をつける
・参考書を買って自分で勉強する
・完全に独学で勉強する
などなど、様々な方法があります。

そうした選択肢がありながら「成績上げるにはとりあえず勉強だウオー!」と突っ走るA君と、
「僕はおそらく1人では集中できないタイプだから独学は向いていない。塾に通って勉強する方が効果的だろう」等と考えて手段を選ぶB君がいたとします。

この場合、たとえ両者がどちらも同じ程度に成績が上がったとしても、A君は「まぐれ」の結果に過ぎないのに対して、B君は「上がるべくして上がった」結果だと言えます。
A君に関してもっと言えば、他の選択肢ならもっと成績が上がっていたかもしれません。

ダウンロード (2)

こうした例と同様に、面接においても選考官は「本当にその選択肢は最善のものなのですか?」という点をかなり聞いてきます。
なぜならば、
いくら苦労を乗り越えた経験を聞いたとしても、他の選択肢を考慮に入れていないならば、それは「まぐれ」の結果でありあなたのスゴさ(能力・優秀さ)の証明には全くならないからです。
いくら志望動機を聞いたとしても、他の選択肢を考慮に入れていないならば、それはあなたの思い込みであり、その志望動機に説得力はあまり無いからです。

特に志望動機に関して、就活生の人と話していると「この会社に行きたい!」という気持ちは十分に伝わってくるのですが、
その理由があまりにも直接的すぎる人が多い気がします。
言ってしまえば「好きだから好きなんです。」「興味があるから興味があるんです。」みたいな感じです。

もちろん自分の中ではそれで構わないと思いますが、人に説明するときに「好きだから好き」では伝わりません。理由とは常に他人の為にあるのです。

志望度が高い企業ほど、熱意から距離を置いて消去法的に説明することも必要なのかなと僕は思います。
具体的には「僕は〇〇を選社軸にしているんですが、△業界も◆業界もこういう点でそれが実現できそうにありません。そうして探した末、最終的に残ったのがこの◎業界だったんです。」という感じです。業界は全て企業名に置き換えてもらっても結構です。

志望動機に関して、非常に簡単な図で説明すると以下のようになります。

色

全ての企業群の中で「赤い」企業を探しているとすれば、図中の赤色であるAという企業に飛びつくのは簡単です。

しかし「赤い企業を探していたのでAを選びました」と説明するよりも、
「赤系統の企業を探しており、全ての選択肢の中から赤系統の企業を選び出しました。その中でA・B・Cという企業が候補に挙がりましたが全て吟味した結果Aの色がこういう点で自分に最も合うと判断しました。」
という説明をした方が説得力は高くなるでしょう。

また、「自分は今まで赤が良いと思ってたけど、実はオレンジの企業が1番合うかもしれない」といった発見をすることもあります。

「Aが好き!」というのは簡単ですし、そういう風に言う人は多くいます。
反対に「あらゆる選択肢を考慮した結果、こういう理由でBCはダメで、こういう理由でAが一番好きです。」と言える人はそう多くありません。

これは有名企業ほど当てはまると思います。
あなたが1番に志望する程の企業を「嫌い!」という人は、なかなかいないのではないでしょうか?
そうだとすると、何万人もの「好き!」の中で、1つ光るほどの説得力をあなたの「好き!」は持っているでしょうか?

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