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当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
以前から前情報はお伝えしていましたが、昨日ついに明らかになったTAG Heuer(タグホイヤー)初のスマートウォッチ。
名をば『TAG Heuer Connected』となんいいける。
早速この『Connected』の詳しいスペックや外観をご紹介していきたいと思います!
さすがはTAG Heuerという見た目もさることながら、伝統的なウォッチブランドならではの制度が素晴らしいです。
TAG Heuer Connected外観
まずはConnected最大の特徴である外観からご紹介。
デザイン自体はタグホイヤーの人気シリーズ『Carrera』をモチーフにしたもの。
フェイスはサファイヤクリスタルの円形ディスプレイを採用し、ケースはチタン製。
これまでのスマートウォッチは一目見てそれだとわかるガジェット感の強いものが多かったですが、Connectは画像だと一見すると普通の時計にも見えます。
ベゼルに数字が刻み込まれているのが、スマートウォッチらしからぬデザインです。男心をくすぐるポイント。
バンド部分はラバーを採用し、緑、青、オレンジ、赤、白、黒、黄の7色バリエーションがあります。
裏面にはタグホイヤーのロゴと「Intel inside」の刻印。
上部に見える4つの接点から充電を行います。
チタン製ケースは、テカリを抑えたマットな質感。
ベルトとケースをつなぐ部分は軽くヘアライン仕上げになっていて、さらに上質感があります。
フェイスは公式で数パターン用意されています。
今後TAG Heuerの新作が出るのに合わせて、フェイスがリリースされたりすると面白そう!
アプリを起動させると通常のAndroid Wear仕様のUIになります。
関係ないけどShazamと円形フェイスってすごくマッチするね。
THE VERGEにハンズオンの写真が掲載されていました。
ちょっと厚みがあるかなというのが気になったところですが、質感は実物を見ても良さそうです。
やっぱりベゼルの立体的な数字の刻印が渋い。
TAG Heuer Connectedのスペック
外観に続いて詳しいスペックも見ていきます。
OS | Android Wear |
ディスプレイ | 1.5インチ(解像度360×360) |
フェイスサイズ | 直径46mm、厚み12.8mm |
重さ | 81g(フェイス52g、ベルト29g) |
CPU | 1.6GHz Intel デュアルコアプロセッサ |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 4GB |
バッテリー容量 | 410mA (持続時間は約25時間) |
接続 | Bluetooth BLE 4.1、Wi-Fi(2.4GHz 802.11 B/G/N) |
防水/防塵 | IP67 |
マイク | あり |
タグホイヤー曰く「Apple Watchと同等のスペック」だと言います。
OSはAndroid Wearですが、「Android Wear for iOS」というアプリを使えば一部の機能はiOSとも連携が可能です。
またConnected独自の機能としてタイマー、ストップウォッチ、アラームの3種類を「Micro Apps」として、Connectedに最適化されたUIで利用することができる。それ以外は他のAndroid Wearウォッチと大きな違いはなし。
保証期間終了後は伝統的な機械時計を割引で購入できる
「TAG Heuer Connected」がどれだけ優れた時計でも、それがスマートウォッチである限り劣化は避けられない問題。
これはともすれば世代を超えて使い続けられる機械式時計を作るタグホイヤーにとって、許せないことだったのかもしれません。
Connectedはその保証期間を2年としていますが、保証期間を過ぎるとConnectedの購入者は1500ドルを追加で支払うことでConnectedを機械時計の『TAG Heuer Carrera』と交換することができるのです!
追加で1500ドルというと安くはありませんが、『TAG Heuer Carrera』が3000ドル程度で販売されていることを考えると、納得出来る価格かと。
この制度によりConnected購入者にも半永久的に続く価値を提供することができるようになっています。
日本では直営店で来週から販売開始で、価格は16万5000円を予定。
Android Wearは様々な製品が市場に出回っていますが、まだこれといった大ヒット製品はありません。
タグホイヤーが放つConnectedが乱立するスマートウォッチ市場を席巻することができるのか、今後に期待です!