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これが私のとっておき。『It’s My Sunday Best』 Vol.11 三浦 希さん

DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

当ブログを運営する上で大切にしているのが「こだわり」
服って全て自分で選んで自分の意志で組み合わせるからこそ、その人の個性が如実に現れるものだと思います。

『It’s My Sunday Best』は、そんなファッションにこだわりを持つ人の「とっておきの一品」を教えてもらう企画です。
“Sunday Best”とは[晴れ着、よそゆき]の意。なにげないように見えるアイテムに込められた、その人ならではの思い入れを聞かせてもらいましょう。

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今回お話を伺った人

三浦 希(のぞむ)さん

北海道新ひだか町出身の24歳。就職を機に上京し現在はWeb制作会社に勤務。コンテンツディレクターとしてオウンドメディアの構築からディレクション、編集までをこなす。Twitterアカウントは@miuranozomu

SundayBestの取材は毎回どれも思い出深いんですが、11回目の今回はこれまでと同じく、いやこれまで以上に記憶に残る取材になりました。

お話を伺った三浦さんは、彼が北海道にいた学生時代からFukulowが一方的に知っていた方。類い稀なファッションセンスとユーモアと彼が書く文章が素敵で、ずっと会ってみたいと思っていたところ、彼が上京してきてついにそれが実現。

想像以上に想像通りだった三浦さんとはすぐに仲良くなり、くだらないことで笑いあったりたまにキャリアについて相談に乗ったりという関係になりました。
今回はそんな三浦さんのファッションに対する思い入れを聞くべく、SundayBestの取材をお願いしました。

降り立ったのは下高井戸駅

いつもは都内の公園などで撮影を行うんですが、今回は彼曰く「木漏れ日とか緑とか、ぼくはそんなに綺麗じゃないから、」とのことで、三浦さんが友人とシェアハウスをしている杉並区・下高井戸で敢行。

そうして待ち合わせた下高井戸駅で、現れた彼の手にはアサヒスーパードライの500ml缶が2本。

ニヤニヤしながら「どうぞっ」と500ml缶を手渡され、プシュッとプルタブを起こし軽く缶をぶつけ合う下高井戸駅前の11時12分。

かくして、ビール片手に取材がスタートしました。

 

親友がくれたインディアンジュエリー

ーー今回のSundayBestは、いつ、どこで手に入れた物ですか?

去年、大学卒業直前に親友からもらった物です。
その友人と飲んでいたときに、ふと彼の腕にあるこのブレスが格好良く見えて。

酔っ払った勢いもあって冗談で「くれや」と言ったら、「あげるよ 一生付けろよ」と言って譲ってくれたんです。

ーーこれをSunday Bestに選んだ理由は?

自分はアクセサリーには全く興味がなく、時計ですら全く付ける気がしないタイプなんですが、これは「一番大切」だと思っている友達がくれたもので、思い入れ深いとっておきの物です。

「一生付けろよ」と言われたので、これから誰かの結婚式の時も葬式でも、どんな時でも身につけていようと思っています。

ーー人から物をもらったりあげたりすることは結構あるんですか?

昔からもらったりあげたりは多かったんですが、このブレスをもらってからは人に物をあげることへの抵抗がほとんどなくなりました。

これは僕の父がよく口にする言葉なんですが「大事にしている物ほどひとにあげた方が良い。その方が面白いから」という考えがぼくにもあって。
大事にしている物は、どんどん好きな人にあげていこうと思っています。

ーー三浦さんがファッションを好きになったきっかけは?

中学のとき先輩がNIKEのAirJordan1を僕にくれて。嬉しくなったぼくはそれをミッキーマウスのTシャツ――これは初めて自分で買ったTシャツなんですが――と合わせて履いていたんです。

今思えばヒドい組み合わせなんですが先輩はそれを見て「めっちゃ格好良いじゃん」と言ってくれたんです。それ以来ファッションが好きになった気がします。

ーー昔からそういった格好をよくしていたんですか?

今でこそ全身ブラックでだっぼだぼの服装をしていますが、学生の頃はいろんな格好をしていました。ブルース・リーのプリントTシャツに竜の腕時計を巻いて“『燃えよドラゴン』コーディネート”とか(笑)

いまファッションっていうと色合わせとかシルエットだとか、一般的なセオリーに沿った教科書通りの格好をするのが良いとされていることが多いじゃないですか。もちろんセオリー通りパリッと服を着ている人は格好良いけど、ぼくはそんな柄じゃないしお約束通りのファッションじゃつまらない。

僕の“『燃えよドラゴン』コーディネート”は、そんな空気に対するささやかなアンチテーゼみたいなものでした。

このブレスだってそう。どこのブランドのものだとか、素材がどうだとかそういうのはどうでもいいんです。
夏は腕周りが寂しくなってくるのでブレスを持ってくる、細身のシルバー素材ならどんなコーデにも合わせやすいなんていう理屈もいらない。

ただ親友からもらった大切な物だから付ける。それだけです。

ーー三浦さんにとってのDRESS CODEは?
※DRESS CODE=ファッションにおいて意識していること

誰かとの思い出がある物を必ず一点は身につける、ということです。

今回のインディアンジュエリーも然り、父からもらったジッポも然り。身につけることで彼らとの思い出を思い起こすことができるし、それこそがファッションの楽しさだと思っています。

「コーディネート」みたいな見た目の要素はもちろんですが、外からは見えない“こだわり”“思い入れ”のような要素がファッションの真髄だと考えています。

 

Sunday Bestを取り入れたコーディネート

Coordinate Item
  • Blacelet:もらいもの(My SundayBest!!)
  • Others:いつもの

「今日のコーディネートのアイテムとポイントを教えて」と聞いたところ「いつもの服です」と答えが返ってきました。
たしかに同じ服装をこれまで3回は見たことがある気がするので、大げさではなく本当のことなんだと思います。

唯一「これは気に入っていて」と紹介してくれたのは『FILA ORIGINALE』のスニーカー。「友人3人が誕生日にぼくにプレゼントしてくれて、すごく大切な物」とのこと。

靴紐を通していない理由を尋ねたところ「ミニマリズムを体現しています」という答えが返ってきました。ただ、ものぐさな彼のことを考えると面倒くさくて取ってしまったんだとFukulowは勝手に思っています。

 

ファッションは人のこだわりを知るメディア

ーー最後に三浦さんがファッションを好きな理由を教えてください。

ぼくは服そのものというよりも、人に興味があるんです。
その人がどんなことを考えていて、どんなこだわりを持っていてという部分に興味があって。服は人が最もよく現れるメディアなのでファッションが好きなんだと思います。

みんなそれぞれ内側にはこだわりを持っているのに、それを自分の中にしまいこみすぎていると思うんです。外側からは見えないものだけど、それを知ってしまったら最後、すごく楽しい世界が広がっているんです。

ぼくは自分の周りの友達や知り合いのこだわりを掘り起こしたいと思っているし、DRESS CODE.にはそんな人のこだわりをもっともっと取り上げて欲しいと思っています。

ーー他にもDRESS CODE.に思うことなどはありますか?

すごく偉そうで恐縮なんですが、SundayBestの企画内では着ているブランドや好きなブランドとか、値段は書かなくてもよいんじゃないかと思います。

この企画は思い入れあるアイテムをなぜ買ったか、そのきっかけを知ることができるのが面白さなのでブランドの情報とかはいらないかなと。

ーーありがとうございます、今後の参考にします!

 

服好きというよりも人好き

今回は割愛した話も多いのですが、これまでの生い立ちを聞いていても周りの人に恵まれて生きてきたんだなと思わせるエピソードがたくさん。
もっとも、人に「恵まれて」というのは決して受動的な意味ではなく、恵まれるべくして恵まれているのだと話をしていて感じました。

とにかく人が好きで、そんな自分の気持ちを恥じらいなくどんどん表現してしまう彼。自分なら口に出すのも恥ずかしい言葉でも、三浦さんが言うとまるでサイダーみたいに心地よい刺激を残してスッと抜けていく感覚を覚えます。

「すました顔で!」とお願いしても2枚目には吹き出してしまったり、終始にやけっぱなしで撮影には苦労しましたが、二人で笑い合って楽しい時間でした。

人を大切にし、人からも大切にされている三浦さん。
親友からもらったインディアンジュエリーは、大切な人のことをいつも忘れず身につけておきたいという気持ちが詰まった一生モノのアイテムでした。

 

余談ですが、取材が終わった帰りがけにまたビールを買っている三浦さん。

餞別と渡されたキリンラガービールを開けて再び軽く缶をぶつけ合い、去っていく彼。それを見ながら「らしいなぁ」と思いつつビールを飲み干して、下高井戸駅を後にしました。

下高井戸は、人間味が溢れる良い街でした。

 

あなたのSunday Best教えてください!

apply

当ブログDRESS CODE.では今後もファッションにこだわりを持つ人のSunday Best(=とっておきの晴れ着)をご紹介していきます!

もしよければ、いま記事を読んでいただいているあなたのとっておきのファッションアイテムを取材させていただけませんか?
取材は都内限定ですが性別・年齢は問いません。
TwitterやInstagramアカウントはもちろん、人に伝えたいご自身の活動などがあれば合わせてご紹介させていただきます。

詳細は各種SNSメッセで相談できればと思います。気軽に連絡してください!!

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