服は汗をかいたら洗剤を使って洗濯しますよね。アウターなどの直接肌に触れないものでも、シーズンごとに定期的にクリーニングを出すと思います。
ただ、靴はどうでしょうか。
「人の足は1日にコップ1杯分の汗をかく」と言われていますが、靴を洗う機会ってそれほど多くないのでは。
当ブログでも革靴の磨き方・手入の仕方は何度か記事にしてきましたが、ことスニーカーに関してはこれまで大した手入れをしてきませんでした。
そこで、『JASON MARKK』というシューケアメーカーのスニーカー用洗剤を購入してみたところ、大正解!すっかり気に入ってしまったので、ご紹介したいと思います。
スニーカー洗剤『JASON MARKK』とは
JASON MARKK(ジェイソン・マーク)は、2007年にアメリカで創業したシューケアメーカー。JASON MARKKのシューズクリーナーはスニーカーマニアの間でも人気で、すでに世界の約30ヵ国で取り扱われています。
こちらがそのクリーナー「PREMIUM SHOE CLEANER」、シューケア用品とは思えないくらいのおしゃれなパッケージが素敵。
このクリーナーの特徴は、キャンバス地はもちろんレザー・ヌバック。スエード・ナイロンといったあらゆる素材のスニーカーで使える点。
また製品に使われている洗浄成分は、98.3%が自然由来成分。だから安全安心に使用できます。
中を開けると洗浄液とブラシが入っています。このセットでお値段は約2,000円。
「ちょっと高いかも?」と思うかもしれませんが、これ1本でかなりの回数使えるので妥当な価格だと思います。この辺りは後述します。
JASON MARKKでNewBalanceを洗ってみる
洗剤なので実際にスニーカーを洗わないことには始まりません。今回はぼくが愛用中のスニーカー「New Balance M576」を洗ってみます。
洗うスニーカーがこちら。アッパーはナイロン素材のメッシュとスウェード素材、ヒール部はレザーからなるスニーカーです。
見てのとおり濃紺だったスウェードは砂埃で白くなっていたり、ソールも土で汚れてます。
せっかくのスウェードが真っ白。写真では分かりづらいかもですが正直かなり汚れていますこのスニーカー。
先月このスニーカーを履いてツールド東北という100kmの自転車レースに参加したりと、かなり無茶な使い方をしてしまったのも原因かも。
早速洗っていく!
というわけで汚いスニーカーはさっさと洗ってしまいましょう!洗浄の仕方を写真と一緒にお伝えしていきます。
①ボールに水を張り、ブラシを濡らす。
まずはブラシを濡らします。
②ブラシにソリューション(洗剤)を数滴垂らす。
洗剤をブラシにつけていきます。説明書を見るとJASON MARKKでは洗剤のことをソリューションと言うみたい。かっけぇ。
この時、洗剤はつけすぎないように注意。数滴垂らすだけで十分に泡立ちと洗浄作用があります。
③ブラッシングしていく
ブラッシング開始!本来なら洗剤をつけた後にもう一度ブラシを水に濡らすのですが、スウェード素材の靴は水分が多いと良くないのでこの工程は省いて洗っていくのが良いみたいです。
まずはソール部分を力強く磨いていきます!ソールは特にウレタン部分に汚れが染み込んでいるのでしっかりと。
次にアッパーのスウェード・ナイロン素材の部分。
ブラシが結構固めの素材なので、スウェード・メッシュ部分は優しくブラシをかけていきます。力を入れすぎるとナイロン部分に毛玉ができたり、スウェードが毛羽立ちすぎてしまうので、優しく。
あまり見えないようにしていますが実際は結構汚れた泡が立っていて、スニーカーがいかに汚れているかを実感しました。。
④最後はキレイにタオルで拭きあげる
ガシガシ泡立てて洗ったので最後は水洗いかと思いきや、タオルで拭きあげていきます。
ぼくは濡れタオルで泡をとったあと、乾いたタオルであらかたの水分を拭き取りました。
泡が繊維の中に残ってそうで心配になりますが、自然由来成分なので多少残っても問題はないそうです。
⑤風通しの良いところで乾かす。
ここまでできたらあとはスニーカーを屋外の風通しの良いところで乾かします。
JASON MARKKで汚れたスニーカーが見違える
完全に乾いたら完成。濡れている時はあまり分からなかったのですが、めっちゃめちゃキレイになっていてテンションが上がりました!
洗う前後で同じ角度から撮影した写真でそのビフォー/アフターをご覧ください。
※画像内のスライダーを指で左右に動かすことができます。左側(before)が洗浄前、右側(after)が洗浄後の写真です。
全体的に埃っぽかったスニーカーがしっとりとキレイになりました。
ソールの汚れもかなり落ちて、美しい発色にもどりました。汚れてた時はソールが青と白の2色と思ってたんですが、実は白・褐色・青の3色が使われてたんですね。。
スウェード素材のアッパーも購入当初の濃紺の発色が蘇ってきました。洗う前は砂埃で全体が白っぽいです。。
これまで水洗いくらいはしたことはあったんですが、ソールは多少キレイになっても、スウェードがここまでしっとりと発色良くなったのは初めて。これがめちゃめちゃ嬉しかったです。
スニーカー洗剤で、いつまでも綺麗な靴に
キレイに洗い終わったスニーカーを改めてパチリ。やっぱり靴は洗ったり磨いたりと手入れをして、ピカピカの状態が気持ちよいですね。
このスニーカーも買って2年ほどになりますが、また明日から新鮮な気持ちで履けそうです。
ということで『JASON MARKK』の洗剤は買って大満足でした!
今回1足洗っても使った洗剤はほんのわずかで、写真の通りまだまだたっぷり残っているので、それを考えると2,000円という価格は妥当かと思いました。
スニーカーを持っている方全員におすすめしたいです。買ってよかった!
スニーカー以外の靴はどうする?
スニーカーだけじゃなく革靴もピカピカに。上の記事ではプロから教わった磨き方を、初めてでも挑戦しやすいように説明しています。