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「手軽に本格コーヒー」を本気で実現する、HARIOの『V60 電動グラインダー』『SMART7』を試用レビュー[PR]

DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

昨年くらいからコーヒーを淹れて飲むことにハマり、少しずつドリッパーや豆などを試しながらコツコツ楽しんでいます。コーヒーは淹れ方ひとつで初心者のぼくでも違いがわかるくらい味が大きく変わるので、その塩梅を少しずつ変えて自分なりの好みを掴みながらちょっとずつ理想の味に近づいていくのが面白いんです。

そんなFukulowですが先日機会をいただき、コーヒーグッズメーカーとして有名なHARIOさんに超高性能なミルとコーヒーメーカーをレンタルにて試用させて頂きました。

さすがフラッグシップモデルなだけあって、見た目も機能性も抜群なコーヒーマシン。今回はそんなハイテクなコーヒーメーカーを試用した感想などをレビューしたいと思います!

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『V60 電動グラインダー』と『SMART7』

今回使わせて頂いたのはこちらの『V60 電動グラインダー』という電動ミルと、電動コーヒーメーカーの『SMART7』

『V60 電動グラインダー』はコーヒー豆を挽くためのマシンで、『SMART7』が挽いたコーヒー豆にお湯を注いで抽出するためのマシン。

この2つのマシンがあれば「豆を挽く」そして「コーヒーを抽出する」というコーヒーを淹れるのに重要かつ複雑な工程を、丸っとマシン任せにできるのです。それも完璧かつ自分好みに。

ここからは『V60 電動グラインダー』と『SMART7』の2つをそれぞれ別々に分けて紹介していきます。

 

『V60 電動グラインダー』で好みの挽き加減を手軽に

まずは電動グラインダーから。本体ボディはうっすらと横にヘアライン加工が施され、光沢ある材質を使用。高級感と重厚感があり、かつスタイリッシュさを感じさせるデザイン。

44段階の粗さ調整ダイヤルでお好みの味に

上部はダイヤル式になっていて、豆を挽く粗さを44段階もの細かさで調整可能。ぼくが普段使っているMelittaの電動ミルは調整が4段階なので、V60 電動グラインダーはその11倍!豆に合わせて気分に合わせて、細かく自分の好みを設定できます。

挽く前の豆を投入するホッパー。ここに豆をセットしてグラインダーの上にセットし、豆を挽いていきます。

機材はレンタルですが、今回試用にあたってHARIOさんからコーヒー豆を提供いただきました。コスタリカ産のコーヒー豆でパッケージが可愛い。

早速コーヒー豆をホッパー内に投入。

グリグリっとダイヤルを回して細かさを調節。少し細かめの挽き具合が好きなので14番ぐらいでセットしました。

そのままカップをセットして、スイッチを入れるとグラインドがスタート。
小さいミルだと大きな音を立てて本体ごと震えていることもありますが、このグラインダーは重厚感あるボディが振動を吸収してくれているのか、駆動音は割と静か。

挽いた豆が散乱せず、正確に落ちてくる

ぼくが良いなと感じたのが、排出口から受け皿に向かって挽いた豆が正確に流れ落ちてくる点。
ぼくの使っているモデルでは挽いた豆が豆受け内に散乱して静電気で壁面に付着したり、豆受けの外にも溢れてしまったりするのですが、これは非常にスマート。

挽き終わった豆がこちら。V60 電動グラインダーは粒度が一定に挽ける臼式ミル歯を採用。細かく調節した粗さに沿って均等に豆を挽いてくれます。

さらに電源をAUTOモードで入れておけば、受け皿でスイッチを押している間だけ豆を挽いてくれます。今回は撮影用にカップを使いましたが、直接ドリッパーに豆を注ぎ込むという使い方もできます。

この感覚どこかで見知っているなと考えていると、回転寿司屋さんのテーブルに備え付けられている、お湯が出てくる蛇口のそれと同様の仕組みでした。

必要な分を必要な時に挽くというコーヒー好きにとって夢のような環境が『V60 電動グラインダー』があれば手に入るのです。しかもそれが簡単かつスピーディに。

 

プロの味を完全再現できる『SMART7』

コーヒー豆を挽いたら次はいよいよ抽出!ここからは『SMART7』の出番です。このSMART7はその名の通りスマート機能が盛りだくさんで、もはやコーヒーメーカーというよりもガジェットに近いマシン。

逆L字型をした本体形状。背面は水のタンクになっていて、正面にはタッチ式のディスプレイが付いています。

電源をいれるとすぐに立ち上がり、ディスプレイにはMacのスタートアップ画面を彷彿させる「こんにちは」の文字。こういう細部の体験がひとつひとつスマートデバイスっぽいのです。

ここからはSMART7を使ってコーヒーを抽出していきます。まずは背面の水タンクに水を必要分注ぎます。

SMART7にはドリッパーやサーバー、ペーペーフィルターなど抽出に必要なひと通りの器具がセットになっています。あれこれと色んな物を買う必要なく、SMART7をひとつ買えば快適で最上のコーヒーライフを送れるというのは分かりやすくて良い。

プリセットの組み合わせで手軽な「Auto Mode」

ここからはいよいよタッチパネルを操作して湯量や抽出時間を調節し、抽出していきます。SMART7では「Auto Mode」「My Recipes」という大きく分けて2つの抽出モードがあります。

「Auto Mode」は抽出杯数・抽出温度・ドリップのスピードの3種類に関して、あらかじめ決められた設定から組み合わせるお任せモード。それぞれの設定で選べる範囲は下記の通り。

  • 抽出杯数:2〜5Cup
  • 抽出温度:90℃ / 93℃ / 96℃
  • ドリップスピード:はやい / おすすめ

簡単操作で好みの組み合わせを選んでコーヒーを楽しめるのが「Auto Mode」の特徴です。

抽出レシピを細かに設定「My Recipes」モードがすごい!

対して「My Recipes」は抽出におけるあらゆる項目を細かく設定できる、コーヒーに強いこだわりを持つ人のためのモード。ドリップに関わるあらゆる設定を詳細に決めて登録することが可能です。具体的には下記のような項目を設定できます。

  • 抽出時間
  • 湯の温度
  • 湯量
  • むらしの湯量 / 時間 インターバル
  • ドリップの回数 / 時間 / インターバル

これによりマシーンながらハンドドリップで淹れたようなコーヒーを再現できるのが特徴です。

全ての設定はタッチパネルで行い、一度作ったレシピは保存しておくことが可能です。少しずつ抽出条件を変えながら好みの味に近づけていく…ハンドドリップの醍醐味とも言えるこうした試行錯誤をマシーンでより正確に行うことができます。

このカスタマイズ性は好きな人なら絶対にハマるはず。ぜひ自分だけの最高の一杯への方程式を見つけてみてください。さらに後ほど紹介しますが、そうしてアレンジした自分のレシピは、公式サイトを通じて世界中のユーザーとシェアすることだってできるのです。

これは言い方を変えると、プロのバリスタの設定を入力すれば家庭で手軽にプロの味を再現することも可能ということです。SMART7の持つポテンシャルはすごい…!

今回はせっかくなので自分なりにあれこれ数字を弄ってこんな設定にしてみました。ちなみに非常に細かい設定が可能なSMART7ですが、タッチする領域が小さくて操作が若干大変だったのが惜しいポイント。おそらく本製品を買ったとしたら何度も何度も触って試行錯誤することになるので、もっとサクサク入力できるようになれば良いなと感じました。それこそスマホから入力できたら最高じゃないかな。

設定が終わればあとはマシーン任せ

設定を決めたらボタンを押して抽出開始!1℃単位で設定した温度まで水が温まるのを待ちます。

設定温度に達するとお湯がドリッパーに注ぎ込まれます!一点から滴下するのではなく3,4点から同時にまんべんなくお湯が滴下されていきます。

正直、スタートボタンを押した時点でこちらの役割は終了。あとは設定通りにドリップしてくれるので自分の作業に戻って待っていればOK。ちなみにぼくは新鮮さから5分ほどずっとSMART7の仕事ぶりを眺めていました。

結果を分析して次に繋げられるのが良い

完成したコーヒーの味はというと…実は正直ちょっと薄かったです。どうやら今回の設定では豆の量に対して湯量が少し多かったようです。

ただこれはマシーンの問題ではありません。あくまで各数値を設定したのはぼくで、SMART7はその設定に忠実にドリップしただけ。

実はこれこそがSMART7の持つ最大の魅力だとぼくは思います。というのもハンドドリップはどうしても毎回の抽出に誤差が発生しますが、SMART7ならその誤差は限りなく小さい。だからこそ失敗する時の原因が明確で、それは他ならぬ自分自身の設定によるものなのです。

その証拠にその後他の設定は変えずに湯量を減らしてチャレンジしてみたところ、先ほどよりも美味しいコーヒーが淹れられました。こうして結果を正確に分析して次に活かすことができるのがSMART7の良いところだと感じました。

トップバリスタから、馴染みの店のあの味まで

先ほども軽く触れましたがSMART7は公式サイトのMy Recipesページから自分のレシピを投稿したり、投稿されたレシピを条件で絞り込んで探すことができます。

これにより自分だけのレシピを多くの人にシェアできるほか、他人が作ったこだわりの設定を真似して再現することが可能です。まさにお気に入りの一杯で繋がるコーヒーがコミュニティが広がっています。

サイトを見てみるとプロのバリスタから、個人が経営するコーヒースタンドまで様々な人がレシピを公開しています。

ちなみに上の画像は2016年のWorld Brewers Cupで優勝した日本人バリスタの方のレシピ。SMART7公式サイトのスペシャルレシピページに掲載されています。

 

本当の意味で「手軽に本格コーヒー」が実現するマシン

「手軽に本格コーヒーを」

おそらく誰もがこういう言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。コーヒーは日々の生活において身近な飲み物だからこそ、美味しいコーヒーを少しでも手軽に飲みたいという要望が昔から強いのだと思います。

ただこれまでのいわゆる「お手軽本格コーヒー」はどちらかというと手軽であることに軸足を置き、美味しさはそこそこのラインにとどまっていたように感じます。

でもこの『V60 電動グラインダー』と『SMART7』があれば手軽に本格コーヒーという言葉を本当の意味で実現できると感じました。

V60電動コーヒーグラインダーは税込30,240円、SMART7は税込54,000円とお値段はどちらも一級品ですが毎日使うことを考えればこの金額を払ってでも欲しいと思う人はきっと少なくないはず。

ぼくも将来自分だけの書斎や自分の会社のオフィスができたら、この2つを置いて毎日美味しいコーヒーを楽しみたいなー!

 

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