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佐賀の伝統と革新に触れる旅。#mediacruise レポート【2日目/有田町】[PR]

嬉野市・有田町よりdripを通じて取材依頼を受け、2泊3日で佐賀の魅力を発見する#mediacruiseの取材旅。五感をフル活用して楽しみ切った旅の様子を記事にてお伝えします。

1日目の旅の様子は下記のリンクから読めます。

#mediacruiseについて

今回の取材はぼくが所属する「drip」の他に、「灯台もと暮らし」「箱庭」「cocorone」「さんち」という計5つのメディア合同で催行。同じ取材先を様々なメディアが独自に切り取ることで生まれる違いを、読み比べてお楽しみください。


drip

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2日目:更新されていく有田の伝統を知る

#mediacruise2日目のデジタル旅ノートはこちら。

佐賀の有田町を中心に、有田焼の始まりの地からオープンしたばかりのお洒落なセレクトショップまで、さまざまな角度から有田焼の魅力に触れた1日でした。

 

有田焼発祥の地、泉山磁石場へ

まず最初にやってきたのは泉山磁石場と呼ばれる、有田焼の原料となる磁石の採掘場。この場所から今の有田焼が始まったと言われているそうです。

磁石を求めてツルハシで掘ってできた洞窟

 

有田焼ブランド「in blue 暁」へ

泉山磁石場をあとにし、次は有田焼ブランド「in blue 暁」のアトリエ兼ギャラリーを訪問。

右に移るのがデザイナーの百田さん

焼き物で再現するのが非常に難しい、優雅な曲線

形と釉薬にこだわりのある作品がずらり

開放感あるギャラリーには百田さんか作られたこだわりの時期が並べられています。その美しいデザインから、東京の伊勢丹新宿店でも個展を開催するほど全国に愛好家がいらっしゃるとか。

 

高感度なライフスタイル雑貨が揃う「bowl」

「in blue 暁」で有田焼の上質さに触れたあとは、今年の4月に有田でオープンしたばかりのライフスタイル雑貨屋bowl」でお買い物。

築100年を超える建物をリノベーションした店内

「有田焼の価値は高級品ではなく贅沢品。お金を出せば変える高級品ではなく、精神的な豊かさや贅沢さを提案していきたい。」と語る店長の高塚さん。

店内には有田焼や有田の名産品はもちろんのこと、それだけにとらわれず生活を豊かにしてくれる雑貨・文具・電子機器などを幅広くラインナップ。

高塚さん曰く「有田焼は昔から格式高い焼き物だったから、あえてそれを日用品と組み合わせて陳列し”ドレスダウン”を意識しています。」とのこと。

店内をぐるりと眺めているだけで楽しいセレクトショップで、ついつい1時間ほど長居してしまいました。

 

カフェレストラン「kasane」でお昼ごはん

お昼はこちらも4月にオープンしたばかりのカフェレストランkasane」で食事。東京から有田へ移住してきたご夫婦が営むお店です。

奥様の鈴木さんにとってここ佐賀は、社会人のキャリアをスタートさせたいわば第二の故郷。東京から佐賀に戻る際にいろんな地域を検討した結果、「有田の綺麗な街並みに惹かれて」と最後はここ有田でお店を出すことに決めたそう。

佐賀牛の肉じゃがランチ(1,200円)

ありたどりのチキン南蛮ランチ(1,000円)

ほろほろになるまで煮込んだ佐賀牛の肉じゃがや、ジューシーなありたどりのチキン南蛮など、地元の食材を使ったご飯はどれもとっても美味しい。

落ち着いた店内の雰囲気も相まって、近所にあったら毎日通いたくなるようなお店です。

古い町家を改装した建物はもちろん、食材や茶碗、湯のみまで店内の全てが有田のものを使用。有田の魅力発信地として夫婦二人でこれから頑張っていきたいとおっしゃっていました。

 

ヤマト陶磁器で小さな小さな一輪挿しを購入!

お昼のあとは有田町にある有田焼専門のショッピングモール「有田陶磁の里プラザ」へ移動。その中で大きなお店を構えるヤマト陶磁器さんを取材。

ヤマト陶磁器は大正9年に創業した有田焼の問屋。広い店内に様々なブランド・窯元の有田焼を取り扱っています。

たくさんある有田焼の中でもひときわ目を引いたのが「なみだつぼ」という小さな一輪挿し。伝統的な壺の形はそのまま、サイズをぎゅっと1/5にして作った花瓶です。

「暮らしに一輪」というキャッチコピーも素敵。

今回の#mediacruiseではクラウドファンディングにも挑戦中。旅の支援をしていただいた方には、各メディアが佐賀で見つけた素敵な物をお土産としてリターンでお送りします。

dripではこの青い染付が入った可愛いなみだつぼと、陶器のコーヒーカップを1つずつお土産リターンとして選びました。クラファンの詳細はCAMPFIREのページまで。

 

有田焼のコンセプトブランド「2016/」

2日目最後は同じく有田陶磁の里プラザ内にある、有田焼のコンセプトブランド「2016/」へ。

海外のショップを思わせる、洗練された店内

2016/は海外の気鋭デザイナーの感性と、有田の伝統的な技術を掛け合わせて作る磁器ブランド。店内に並ぶのはこれまで見たことが無いようなデザイン性の高い有田焼ばかり。

有田焼を使ったリングも

有田焼というと”日本の伝統”みたいな古い印象がなんとなくありましたが、2016/はそんな有田焼のイメージをガラッと覆してくれました。

店内にはコーヒースタンドも併設

2016/は有田に来たらぜひ訪れて欲しいスポットの1つです。

dripのお土産リターンセットが完成!

上でも軽く触れたクラウドファンディングのお土産リターン。2016/で見つけたお洒落な小物入れを加えて、dripのお土産リターンが完成しました。

一輪挿し・カップ・小物入れの3点セット

有田のお店を回って集めた「凛とした暮らしをつくるデスクセット」。見ていると気持ちにハリが生まれるような、青い磁器の3点セットです。

このお土産リターンが気になった方はCAMPFIREのページから旅のご支援をいただけると嬉しいです。

 

伝統と革新が息づく町、有田

400年以上の歴史を持つ有田焼。そんな日本の伝統とも言える有田焼や有田の町がいま、変わりつつあります。

2016年に始まった有田焼の概念を覆すブランド「2016/」、古い町屋を改装してオープンしたばかりのセレクトショップやカフェ。

有田に根付く伝統に敬意を払いながらも、それを現代的にアップデートしていこうとする姿勢が、有田の町やそこに暮らす人々から感じられました。

有田焼や有田という町は日本人なら多くの人が知っているもの。でも今の有田の姿を知っている人は、実は少ないのでは。

伝統と革新が息づく町、有田。ぜひ一度、直接足を運んでみてください。きっとこれまでのイメージが大きく変わるはずです。

#mediacruiseの旅、最終日の3日目は再び嬉野を訪問します。


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