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お洒落にはお金が必要?メルカリで300円で買った服でコーディネートを組んでみた

「Fukulowさんはいつも服を買ってるし、お洒落するにはやっぱりお金がいりますよね。」ブログを書いているとたまにこんなことを言われることがあります。

ぼくがいつも服を買っているのは目を背けたいほど純然たる事実ですが、お洒落を楽しむのにお金が必要かと言われると「必ずしもそうではない」というのがぼくの考え。

アイデアや着こなし次第でファッションは充分楽しめますし、最近では安く服を手に入れる方法もたくさんあります。

というわけで今回はメルカリで300円で買った服を活用して、自分なりにコーディネートを組んでみようと思います。この記事が「ファッションを楽しみたい」という人の心理的なハードルを少しでも下げられれば嬉しいです。

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きっかけは1件のプッシュ通知

事の発端となったのはぼくのiPhoneに届いたプッシュ通知。見るとメルカリから「有効期限が近づいているポイントがあります」とのこと。

アプリを立ち上げて確認してみると、キャンペーンで全員に配布された期間限定ポイント500円分が失効間近。

このまま無くなってしまうのももったいないので、メルカリで500円くらいで買える服を物色して見ることに。

メルカリで500円以内のメンズ服を検索

実際に検索してみて驚いたのが、500円以内でも変える服がめちゃくちゃたくさんあること。とりあえず片っ端から気になる服をいいねしていきます。

色々見てみた結果、この300円の黒いプルオーバーパーカーが目に留まりました。商品名は「メンズパーカー」のみ、商品の説明も書かれていない結構適当な出品。

ただよくみて見るとChampionのパーカーなようで、作りは間違いないはず。ちょうど秋冬に向けてプルオーバーパーカーが欲しいと思っていたので購入してみることに。(スクショは購入後に撮影したもの)

500円分のポイントがあったので実質タダで買えちゃいました。

 

メルカリで購入した商品が到着

購入から2週間ほどで商品が到着。ボリューミーな包みに入ってやってきました。

やはり片手間で出品しているのか、購入後のやりとりも一切なく淡々と取引が進み商品が送られてきました。安い(実質タダ)とはいえ、本当に商品が届くのかちょっと不安になるほど。

実際に購入したパーカーはこんな感じ。使用感なのかやや褪せたブラックのコットン生地でシルエットは見頃、袖ともにズドンと太め。ChampionのLサイズとなると175cmややがっしり体型のぼくでも余裕のある大きさです。

裏地は起毛素材でフワフワな手触り。生地感も厚手なので1枚で着ていても暖かいです。

届いた感想としては、Champion製で物としては悪くないし300円なら充分満足。ただいかんせんサイズが大きく、かつ素材もモコっとした生地感でファッション用途として着るのは難易度が高そうという印象。

油断するとあっさりと部屋着やコンビニ着、または田舎の不良少年になってしまいそうなポテンシャルを秘めた1着です。

ちょっとコンビニ行くときに着たい服ランキング1位のこのパーカーをどう着こなすか、色々と考えた末に2つの異なるテイストでコーディネートを組んでみました。

 

Vラインシルエットでモードストリートな雰囲気に

Coordinate Item

まずはパーカーのサイズ感を活かし、Vラインコーデでまとめてみました。野暮くなりがちなビッグパーカーも、ボトムスをすっきり細めにすればスタイリッシュな印象に。

上下とも黒で揃えたコーディネートは、インナーの赤シャツをカラーアクセントに。裾からシャツの端を覗かせたほか、首元からもチラッと襟元が見えるようにして首回りのポイントに。

ボトムスは光沢感のあるナイロンパンツでパーカーと素材でメリハリをつけました。コーディネートの印象を決める要となる足元は、ハイブランドのシューズでスタイリッシュに。

ポイントカラーの赤はインナーの他にApple Watchのフェイスにも取り入れました。ステンレスのバンドがストリートコーディネートを引き締めてくれます。

 

トレンチコートをパーカーでカジュアルに着崩す

Coordinate Item
  • Coat:beautiful people
  • Parka:Champion
  • Pants:Acne Studios
  • Shoes:church’s
  • Glasses:Ermenegildo Zegna

2つ目のスタイルはきれい目なトレンチコートを着崩したコーディネート。やはりパーカーの雰囲気が強く、こちらもややストリートなテイストに仕上がりました。

裏起毛のパーカーなのでかなり暖かく、トレンチコートにライナーを取り付ければ真冬でもいけそうな服装です。パーカーのインにチェックシャツなんかを着てチラ見せさせても良さそう。

このパーカー、フード部分が2重構造になっているので首回りにかなり立体感が出ます。自然とネックに高さが出るのでマフラーなしでも暖かいです。

全くベクトルの違う2つの着こなしですが、個人的にはどちらも良いコーディネートができたなと満足。いつもの自分だとなかなか買わないようなアイテムだからこそ、1つあるだけでコーディネートの幅がグッと広がりました。

 

ファッションで大切なのは金額じゃない

メルカリなど流行りのコマースアプリを使ったり、古着屋を上手く活用すればたった300円でも服は買えます。そして300円の服でも十分お洒落は楽しめます。

もちろん高い服には高いなりの理由があったりするのですが、ファッションはたくさんお金をかけられる人でも、そうでない人でも楽しめるものだとぼくは思います。実際にぼくもUNIQLOの服は着ない日がないくらい愛用しています。

もっとも、勘違いして欲しくないのが「高い服を買っている」「安い服で揃えられた」というのが価値判断ではないこと。それってどちらもファッションの価値を金額でしか測れていないので、もったいないなと思います。

高い服も安い服も関係なく、好きなものを身に付けて自分なりにファッションを楽しむ。それがぼくの思う理想のファッションとの接し方です。みなさんはどう思いますか?

 

高い服も安い服も関係ないという話をすると出てくるのが「じゃあ高い服を買う理由ってなんだろう?」という疑問。高価な服を買うことについても以前にぼくの思うところを記事に書きました。

30万円のコートを買うとき、ぼくは何を買っているのだろうか。

この記事を読んだら、ぜひ次に読んでもらいたい記事です。こちらの記事も合わせてどうぞ。

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