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春はまきもの

――春はまきもの。やうやう暖かくなりゆく朝方、すこし喜びて、明るいバンダナを細く首元に巻きたる。

ということで(どういうことで?)、春が近づいてきて最近は首元に巻物をするのにハマっています。

暖かくなってきたし、ファッションを少しずつ春仕様に変えていきたいとき。巻物は手頃に始められて、がらりとスタイルのイメージを変えられるオススメのファッションテクニックです。

今回は首元にいろんな巻物を巻いたコーディネート例を載せつつ、スカーフやバンダナの上手な巻き方を紹介します。

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スカーフを巻く

スカーフ:Brooks Brothers

グリーン地に白の模様が風呂敷みたいで可愛いスカーフは、古着屋で買ったBrooks Brothersのもの。

茶色のチノパンにシャンブレーシャツというちょっと土臭いコーディネートだったので、光沢のあるシルクのスカーフを巻いて上品さをプラス。

細長い長方形のような形をしているので、巻き方はネクタイのシングルノットと同じ要領。

 

バンダナを巻く

バンダナ:古着

最近はバンダナを巻くのにもハマっています。

この日はジャケットの下に白シャツを合わせたのですが、首元が寂しかったので薄いベージュのバンダナをひと巻き。華やかなVゾーンが完成しました。

バンダナ:古着

こちらはネイビーのバンダナを巻いたコーディネート。少し“オジ”っぽいスウィングトップを使ったコーディネートも、首にちょこんとバンダナを巻くだけで軽やかに。

カジュアルな雰囲気を残しつつ華やかさをプラスしてくれるバンダナは、スタイルのプチドレスアップに役立ちます。

ノーカラーシャツやカットソーに合わせる場合は、首元からチラ見せさせて残りを服の中にインするのもあり。主張しすぎずさりげなく首元を彩ってくれます。

 

バンダナ、スカーフの簡単な巻き方

ここからはバンダナやスカーフの簡単な巻き方の基本をご紹介。慣れると簡単なのでぜひ真似してみてください。

1.正方形のバンダナ、スカーフを細長い形にする

バンダナやスカーフは多くがこのように正方形の形をしています。

これを両端から1/3くらいずつ折ります。

それをさらに内側にクルッと折り込んでいきます。クレープみたいな感じ。

クルクル…

両端からクルクル折り返していき、最後は中央の対角線上で半分に折り返します。最終的に2cm幅くらいにすると良い感じになります。

こんな風に細長い形になった準備完了。あとは首に巻くだけです。巻き方は大きく以下の2種類があります。

2-1.ネクタイのように首に巻く

まずはネクタイのシングルノット(もっともシンプルなネクタイの巻き方)と同じ要領で巻く方法。

ネクタイと違って結び目をぎゅっと締めずに、ややフワッとさせておくと軽やかに仕上がります。

以下で紹介するもう1つの方法に比べて、より上品な印象になるのがこの巻き方。

2-2.コンチョゴムなどで留める

2つ目は結ばずにゴムなどで留めて固定する方法。普通のゴムだと見た目に締まりがないので、下記のようなコンチョ(飾りボタン)付きのゴムなどを使うのがオススメ。

他にもボリュームのあるスカーフやバンダナなら、リング(指輪)を通して固定する方法もあります。

コンチョゴムやリングで留める方法は、結ぶのに比べてややカジュアルな印象になります。その日の服装に応じて結ぶ方法を変えても良いかも。

 

ちょっとで、グッと変わる。巻物のススメ

首に何かを巻くのは初めはちょっと気恥ずかしいけど、やってみると意外とすんなり馴染むもの。私服の時に巻くネクタイだと思えば、少しはハードルが下がるかも?

「なにそれ」と友達に突っ込まれたら、春を言い訳にすればいい。「だって、春だからね」ってさ。

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