服が好きなぼくは普段から色んな人とファッションの話をします。中でも特に面白いのが、「韓国ファッションが好き過ぎて韓国でしか服が買えなくなった」という女友達の話。
その子は3ヶ月に1度くらいの頻度で韓国へ行き、そのシーズンの買い物をほとんど韓国で済ませます。時間とお金に限りがあるため、観光はせず安宿に泊まり2泊3日ほどでひたすら買い物をするそう。
「まるでバイヤーの買い付けみたいだね」と毎回笑って聞いているのですが、その子いわく「メンズも結構良いお店があるよ」とのことで、ファッション好きとして韓国はここ数年行ってみたい国の1つでした。
とはいえ韓国語も何もわからない状態で行くのも不安。なによりせっかく行くなら大衆店よりも、現地の人が行くような穴場な服屋さんを回りたい。
そう考えていたところちょうど良いタイミングで、CMも放映し話題となった瞬間オフライン音声翻訳機「ili(イリー)」より、海外での実機使用レポートの依頼の仕事をいただきました。
「iliでどんな旅をするかはお任せします」とのことだったので2つ返事で依頼を受け、iliと共に日本を発ちました。
目的はもちろん韓国の服屋巡り。ちょうど今は古着が気分だということもあり、韓国の古着屋で掘り出し物を見つけてこようと思います。
実は韓国はもちろん、海外旅行も初めてのFukulow。あえてほとんど何も前情報を入れずiliだけを頼りに古着屋を開拓します。
胸には不安と期待、そして右手にはiliをお守りのように握りしめての韓国旅が始まりました。
翻訳機「ili(イリー)」について
旅の様子をレポートする前に、前編となる今回はレビュー依頼を受けた翻訳機ili(イリー)について少し詳しく紹介。
iliは手のひらサイズの小さな翻訳機。正面にある丸いボタンを押しながら日本語を話し、ボタンを話すと瞬時にその言葉を外国語(今回は韓国語)に翻訳して発音してくれます。
ili(イリー)の特徴
世の中にはたくさんの翻訳機があります。最近ではスマホで使える翻訳アプリなどもありますが、他の翻訳機やアプリと比較した際のiliの特徴は以下の3点。
- シンプルで分かりやすい操作性
- オフライン環境でも動作する
- 旅に特化した翻訳チューニング
これら3つの特徴について、1つずつ説明します。
シンプルで分かりやすい操作性
Iliは本体にボタンが3つだけ付いたとてもシンプルな作り。シンプルゆえに操作も簡単で、一度使うとすぐに扱い方が分かるようになっています。
まずはメインの正面ボタン。先ほど述べた通りこのボタンを押しながら日本語を話し、ボタンを離すと聞き取った日本語を外国語に翻訳してくれます。
また1つ前に翻訳した内容は保存されているので、正面ボタンをもう一度押すと直前に翻訳した言葉を繰り返してくれます。iliの声を相手が聞き取れなかった時などは、焦らずもう一度ボタンを押せばOK。
ディスプレイさえもないili。「自分が話した日本語をiliはちゃんと聞き取ってくれたかな?」と不安な時は、サイドにある下のボタンを押すとiliが認識した日本語を話してくれます。
↑iliの基本的な使い方について、20秒ほどの簡単な動画でまとめてみました。
オフライン環境でも動作する
iliが優れているのはネットを使わずオフライン環境でも動作する点。スマホアプリでの翻訳などはオンライン環境が必要なものも多いですが、渡航先で公衆Wi-Fiが拾えない時でもiliはローカル環境で使うことができます。
さらに1度充電するとバッテリーは1日〜2日は持つので、外出中は充電切れも気にする心配なし。いつでもどんな場所でも使えるという安心感が強みです。
旅に特化した翻訳チューニング
3つ目は“旅”に特化した翻訳にチューニングされていること。例えば日本語で「たかい」というと「(高低が)高い」「(値段が)高い」と2つの意味がありますが、iliはより旅で使うことの多い後者で翻訳してくれます。
- シンプルで分かりやすい操作性
- オフライン環境でも動作する
- 旅に特化した翻訳チューニング
ここまでご紹介したiliの特徴をもう一度まとめると以上の通りです。
実際にili(イリー)で翻訳を試してみた!
iliの機能を紹介したところで、ここからは韓国へ旅立つ前に家で試してみた様子を簡単な動画でご紹介。
- 「こんにちは」→「アンニョンハセヨ」
- 「ありがとうございます」→「カムサハムニダ」
など基本的な翻訳はもちろん完璧。タイムラグも少なく、会話の中でスムーズに使うことができそうです。
次回はいよいよili(イリー)を持って韓国へ!
「もっと複雑な翻訳はどうなの?」という点については、韓国語が分からないのでぼく1人では正直翻訳が合っているか判断できません。(そもそも韓国語がわからないからiliを使っているので当然なんですが…)
ということでiliを使えばちゃんと言葉が通じるのか、記事の後編は実際に現地韓国に行って検証してきました!
次回予告 〜古着屋たずねて三千里〜
28歳にして初めての海外旅行に不安を隠しきれないFukulow。その不安を払拭すべく、彼は日本でili(イリー)の使い方を何度も体に叩き込む…!
まるで体の一部のようにiliを扱えるようにまで成長したFukulow。その実力を試すべく、彼は今回の旅に3つのルールを課した!
だがその刹那、予想しなかったトラブルが彼の心の平穏を一変させる。生まれたばかりの小さな自信が音を立てて崩れ出す。これが、こんなものが、運命であるはずがない…!
Fukulowが旅で課した3つのルールとは?彼を襲ったトラブルとは?
次回中編『古着屋たずねて三千里』は明日公開!
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