仲の良い友人が、以前にこんなつぶやきをTwitterに書いていました。
写ルンです、遠距離恋愛と相性良いと思う 日曜から一週間写真撮って、現像しないままのカメラを互いに発送 届いたら、そのまま現像に出す 手紙みたいで楽しいよ 恋人が普段どんなところに行ってるのか、どんな風景を美しいと思うのか、写真で何を伝えたいのかを考えながら、27枚の写真を眺めるやつ
— 三浦 希 (@miuranozomu) February 15, 2018
これを見てやってみたいな〜と思っていると、大阪に住んでいる友人のたけしさん(@_takesanpo)が反応してくれたので、男2人で日常を撮った写ルンですを交換してみることに。
「遠距離恋愛と相性が良い」って書いてたけど、まあいっか。
たけしさんから届いた写真
現像した27枚の写真を見ていると構図や被写体にきちんとこだわった写真が多く、たけしさんはやっぱり写真が好きなんだなと改めて感じました。
Fukulowが撮った写真
本来の趣旨なら自分が撮った写真は相手に送って自分で見ることはないんですけど、今回はぼくが撮影して送ったデータをたけしさんに見せてもらいました。
見返すとぼくは人を撮っていることが多かった。何を被写体にするかという点にも個性が現れますね。
写真はその人の心が動いた瞬間
元ツイートでは「手紙みたいで楽しい」とありましたが、実際にやってみると確かに手紙のような感覚。
写真はその人の心が動いた瞬間。だからこそ相手がこの風景をどんな気持ちで撮ったんだろうなと、写真を見ながら考える体験が新鮮でした。
手紙が自分の気持ちを余すことなく伝えるものだとしたら、写真の交換はもっと余白のあるコミュニケーション。それを撮影したときの相手の気持ちに思いを巡らす、今まであまりやったことのない頭と心の動かし方でした。
もう1つやってみて気づいたことは、1週間で27枚の写ルンですを使い切ることの難しさ。今回も2週間で使い切ろうと思っていたところ、結局使い切れずに1ヶ月ほどかかってしまいました。
これは裏を返すと日々の生活の中で、素敵だなと思う瞬間を自分が見つけられていないということ。
写ルンですを1週間で使い切るくらい素敵な瞬間をたくさん見つけられる人になれたら、その時はまたたけしさんと写ルンです交換したいな。
そんなたけしさんと初めて会ったのは去年のこのフォトウォークがきっかけ。
・大阪フォトウォーク – ファインダーから覗く見慣れた風景、楽しそうな仲間。
みんなで大阪の街をワイワイフォトウォークしてきた記事です。こちらにも良い写真がたくさんあるのでよければ見てみてください。