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上質なメルトンには艶(つや)がある。MARNIのメルトンブルゾンがお気に入りです。

春夏秋冬の四季の中で、ぼくは冬のファッションが好きです。もともと暑さにめっぽう弱いというのもありますが、それだけでなく冬ファッションに使われる素材感が好きなんです。

ふわっと柔らかいフランネルや無骨なレザー、いつまでも触りたくなるフリースにクラシックなツイードなどなど。冬は魅力的な素材がたくさんあります。

今日はぼくのクローゼットの中から、お気に入りの服を1着ご紹介。この服もなによりその生地感に惚れ込んで購入した1着です。

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MARNI(マルニ)のメルトンブルゾン

それがこのMARNI(マルニ)のメルトンブルゾン。2014AWシーズンのもので当時はコレクションルックにも使われていたアウターです。このブルゾンを初めて見たとき、ぼくはメルトン生地のあまりの上質さに一瞬で心を奪われました。

メルトンとはウールの織物をぎゅっと縮めることで密度を高くし保温性を高める加工。フェルトのように表面が毛羽立っているのが特徴です。

 

上質なメルトン生地は艶がある

メルトンといえばPコートやダッフルコート、スタジャンなどに使われることが多い素材。それまでメルトンといえばぼくの中ではなんとなくカジュアルなイメージがあり、ちょっと敬遠していました。

ただこのMARNIのブルゾンは違った。質の良いたっぷりのウールをギュッと凝縮し表面の毛羽立ちを短くすることで、目が詰まった1枚の毛織物のような質感に。

ーー質の良いメルトン生地は艶がある

このMARNIのブルゾンを見て、ぼくの中でのメルトンのイメージは一気に変わりました。上質なメルトン生地は、品の良い光沢を持っているんです。

MARNIはミラノコレクションにも出展するイタリアのラグジュアリーブランド。このブルゾンも1着15万円と非常に高価でしたが、即決で欲しいと思ったほどのアイテムでした。

 

シンプルなデザインが、素材の良さを引き立てる

美しいシルエットの服と素材の良さが際立つ服には、過度なデザインは必要ありません。このブルゾンもほとんど装飾的要素はありません。ジップ部分も全て比翼仕立てになっていて、金具が露わにならないようになっています。

やや丈が長めで流行り廃りなく着れそうなデザイン

ミニマルなデザインだからこそどんな服にもハマります。デザイン性の高い服と合わせた時は良き脇役として、シンプルな服でまとめた場合はきちんと存在感を放ってくれます。

後ろの肩口にはスリットが

唯一変わった点といえば後ろの肩口が一部スリット(切れ込み)になっていること。腕を回すとインナーがチラッとスリットから覗くので、色のあるニットなどを合わせるのも面白いです。

カジュアルにパーカを合わせても格好良い

きれい目な雰囲気が強い素材感なので、ぼくはあえてストリートやカジュアルテイストに合わせることが多いです。パーカ+バックパックのコーディネートでもどこか上品に仕上がる点が気に入っています。

 

素材で服を選ぶという選択

服選びの基準は形や色、柄など目に見えやすい要素に偏ってしまいがち。でもぱっと見だけで判断せずその服の素材感にも注目してみる、そして実際に手に触れてみると、服選びはより楽しくなります。

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