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古着を大人が着る際に、気をつけたい4つのポイント

このブログを定期的に読んでくれている方なら既に知っているかと思いますが、ここ最近古着にハマっています。

特にヴィンテージマニア!というわけではないですが、年代・テイストを問わず古着屋さんで格好良い服を買っては日々私服に取り入れて楽しんでいます。

そんなぼくも今年で28歳。服装にもある程度大人っぽさ落ち着きが求められてきます。

昔はこんな黒魔道士みたいな服装もしてました

肩に大きく穴の空いたボブマーリーのビッグTシャツを着たり、足の大部分が露わになるくらいダメージの入ったデニムを履いたりするのが難しくなってくるのです。(大学時代にぼくが好んで着ていた服)

上は極端な例ですが、古着というと一般的には「汚れている」「派手」「穴が開いている」というように、大人っぽい雰囲気とは真逆のテイストという印象があると思います。

ただ裏を返すと、大人っぽい雰囲気さえ作れれば服が新品だろうが古着だろうが関係はないはず。

そこで今回は古着を大人っぽく着こなすために、ぼくが気をつけていることをまとめてみました。「古着をキレイめに着こなしたい」と思っている方の参考になれば嬉しいです。

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ファッションの大人っぽさとは

まずは前提としてファッションにおける“大人っぽさ”とは何かを考えてみます。考え方は色々あると思いますが、ぼくは男性の大人っぽさとはスーツスタイルに通ずるものだと考えています。

いつもカジュアルな服装の友人がスーツを着ていると、なんだか大人っぽく見えたという経験がある方も多いのでは。

ではスーツスタイルはなぜ大人っぽく見えるのか。ぼくが考えるその理由は以下の3つにあると思っています。

スーツスタイルが大人っぽく見える理由
  • 服装がシンプルである
  • 色味が統一されている
  • フォーマルな雰囲気がある

スーツスタイルが大人っぽく見える理由をぼくなりに分析するとこの3要素。

つまりこの3つを意識していけば、古着を使ったコーディネートでも大人っぽい雰囲気に着こなせると考えています。

ここからは古着を大人っぽく着こなすための心得を、上記3つのポイントに触れながら説明していきます。

 

1.できるだけシンプルにまとめる

古着はそのダメージやクタリ感、珍しい柄やプリントなど独特の存在感が魅力。ただ存在感が強いがゆえに、使い方を考えないとごちゃごちゃとうるさい印象になってしまうことも。

なのでぼくは古着を着るときは、できる限りシンプルにコーディネートをまとめることを意識しています。

Tshirt:70’s Vintage

例えばこちらのコーディネート。インに着たTシャツはユルいおじさんのプリントが可愛いヴィンテージのもの。

なかなかクセの強い古着Tシャツなので、ジャケットとボトムスはセットアップにして全体をシンプルにまとめています。

スーツも基本的な構成はジャケットとボトムスのセットアップであるように、セットアップは全体に統一感を持たせてくれる効果があります。

シンプルに統一したスタイルに個性のある古着を1点使いで取り入れると、バランスの良いまとまりが生まれますよ。

 

2.色味を統一する

「コーディネートに使う色は3色まで」と言われることもあるように、色が多くなると服装にまとまりがなくなってしまうもの。

主張の強い古着をコーディネートに使うときは特に、スタイル全体に使う色味を減らす・統一させることをぼくは意識しています。

Jacket:Vintage French Linen Jacket

このヴィンテージのフレンチリネンを生地に使ったジャケットは、濃紺と白の大胆なストライプ柄がお気に入りの一着。

着こなしが難しい総柄ジャケットということに加え、生地に空いた穴をところどころタタキで補修してあったりと存在感があるぶん、その他のアイテムをモノトーンで揃えてみました。

パンツやインナーだけでなくソックスもモノトーンのものをチョイス。色を絞ることで古着の総柄ジャケットがグッと着やすくなった気がします。

Parka:Used Champion

こちらは肉厚でかなりカジュアル感の強い古着のパーカーを使ったコーディネート。

そのままだと部屋着で最寄りのコンビニまで着た人みたいになっちゃうので、全体を黒でまとめた中に差し色でビビッドな赤をチラ見せ。色のメリハリを効かせました。

全体の色味を統一しているからこそ、差し色がより際立つことで古着パーカーの“部屋着感”を中和しています。

 

3.他の服は“ドレスアップ”を意識する

古着はカジュアル感の強いものが多いので、その他のアイテムはドレスアップを意識して選ぶとバランスよくまとまります。

以前DRESS CODE.でも紹介した人気ファッション漫画『服を着るならこんな風に』の著者MB氏は、日本人のファッション黄金比を「ドレス:カジュアル=7:3」だとしています。

ここまで厳密に考える必要はありませんが、カジュアル要素の強い古着を着るときは他の服でドレス寄りのものを選ぶようにしています。

Jacket:70’s Vintage

70’s Vintageのプリズナージャケット(囚人服)を使ったコーディネート。

こちらもストライプの総柄でカジュアル感の強いアイテムなので、パンツはセンタークリースの入ったきれい目なスラックスでバランスを取りました。

Tshirt:70’s Vintage

先ほど出てきた緩いプリントTシャツ。そのユルカジな雰囲気に負けないように、ボトムスは太めの黒ワイドスラックスと革靴でモード感を意識しました。

Nylon Blouson:Used NIKE

韓国の古着マーケットで買ったNIKEのナイロンブルゾン。シャカシャカ素材と大胆な色使いでかなりスポーツテイストの強いアイテムです。

このスポーツブルゾンをドレスアップするため、インナーには細身のボタンダウンシャツを着用。ボトムスにもワイドスラックスを選んで街着感を出してみました。

足元は革靴と悩んだのですが、ドレス要素で固めすぎると今度は古着だけが悪目立ちしてしまう気がしたので、ストリートっぽいスニーカーをチョイス。

全体としてはドレスアップを意識しつつ、最後は小物で細かく調整してバランスを整えるという感覚でぼくは服を選んでいます。

 

4.袖や裾をまくる

最後はスーツスタイルの話とは関係のないポイントですが、個人的によく使うのが「袖や裾をまくる」という小技。

Shirt:60’s China-Shirt

Jacket:70’s Vintage

古着を大人っぽく着るにはとにかく“すっきり感”が大切。コーディネートをチェックして「何だかだらしない感じになるな」と感じた時は、袖や裾をクルッと軽くロールアップしてまくってあげるとすっきりした印象に。

特に海外で作られたものが多い古着は、外国人の体型に合わせて袖が長かったりすることがよくあります。袖や裾をまくるだけでグッと着こなしやすくなることもありますよ。

 

着こなしを工夫して、好きな服を着る

「ファッションは自由だ」と言われることもありますが、そうは言っても年齢や他人からの印象、似合う似合わないなど、さまざまな事情で好きな服を自由に着るのは難しいと感じている人も少なくないはず。

でも着こなしを少し工夫するだけで、好きな服を着ることがグッと簡単になります。例えば「汚い」と思われがちな古着を、大人っぽく着こなす今回のように。

好きな服を自由に着るためには、自分なりの着こなしテクニックを身につけることが大切。今回の記事内容が少しでも参考になれば幸いです!

 

価格の安さも古着の魅力

古着はその個性的な見た目だけでなく、価格の安さも魅力の1つ。古着屋で買うだけでなくメルカリなどのアプリを利用して安く服を手に入れることもできます。

下記の関連記事ではメルカリで300円で買った古着を、格好良く着こなしてみるという試みに挑戦しています。

よければこちらも合わせて読んでみてください!

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