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前日の夜に、着る服を選ぶ。

よくブログ読者から「もっとファッションのノウハウを書いてほしい!」と言われるのですが、ファッションのノウハウを語ることって想像以上に難しいと、最近特にそう思います。

様々な要因が複雑に絡み合ってスタイルが作られるファッション。1つでも何かが変わるだけで見た目の印象はガラリと変わってしまいます。例えばスラックスの着こなしと一口に言っても、パンツの色・シルエット・生地感など細かな違いで助言する内容は大きく異なってきます。

こんな風にファッションのアドバイスは具体的でないと意味を持たないことが多いです。ただ具体的なノウハウになるほど汎用性は低くなるので、参考になる人は少なくなるという問題も。

そこでDRESS CODE.では今回から「おしゃれの習慣作り」をテーマに、今よりもっとおしゃれを楽しみたいという人に向けて記事を書いてみることにしました。コンセプトは“誰でも実践できる、おしゃれの下地”

具体的な着こなしや服選びといった内容ではなく、より普遍的で男女年齢問わずに実践できる意識や考え方的な内容を紹介していきます。

例えるならおしゃれのOSアップデート。インストールすれば少しずつですが広範囲に、かつ長期的におしゃれを楽しめるようなノウハウをお届けしたいと思います。

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おしゃれの習慣作り:前日の夜に、着る服を選ぶ

第1回目のおしゃれになるための習慣。それは「前日の夜に、着る服を選ぶ」こと。

ぼくは大学時代からもう数年来、翌日に着る服は前日の夜に選ぶようにしています。クローゼットを見て頭の中で8割がたのイメージを決めるだけの日もあれば、着ようと決めた服を一式畳んでベッドの横に置いて床に就くことも。

たったこれだけのことですが、これこそがおしゃれの習慣作りで1番最初に伝えたかったことなんです。

 

ファッションにも練習や準備が必要

なぜ前日の夜に着る服を選ぶことが大切なのか。その理由はシンプルで、他の多くのことと同様にファッションも上達する(おしゃれになる)には事前準備が必要だから。

「どんな服を選んで、どの服と組み合わせるか。」誰もが毎日やっている服選びやコーディネート選びですが、ほとんどの人はそれらを土壇場で場当たり的に行なってしまっているように思います。

毎朝起きて顔を洗い、出かける直前になって「さて、なに着ようか」とクローゼットを見渡す。その日の気分で服を手に取るも、出発の時間が迫っているので最後は大慌てでババっと服を選んだり、いつも通りの組み合わせで外出。毎日がこの繰り返しだと、なかなか自分で満足するおしゃれをすることは難しいと思います。

前日の夜、余裕のある時間に翌日の服を選べば。スタイルを細かい点までチェックできたり、鏡の前でいつもとは少し違った服の組み合わせに挑戦したりと試行錯誤の余地が生まれます。

 

大切だから準備する

例えば会社の会議でプレゼンを任されたとき。 ほとんど準備せずに会議の直前に言いたいことをババっと書き出して、やっつけで資料をまとめることはしないはず。

もちろん責任のある仕事と趣味のファッションでは重みが違うので、全員が会社のプレゼンと同じようにファッションに取り組むべきだとは思いません。

ただ「上手くなりたい」と思うのであればそれなりの準備が必要なのは、プレゼンでもファッションでも同じだと思います。

  • ハレの日
  • 旅行の時
  • 恋人とのデートの日

普段はわざわざ前もって服を選んだりしない人でも、例えばこんなシーンだときちんと時間をとって服の準備をする人は多いのでは。

それはきっと服装で失敗しないためには余裕を持って服を選ぶ時間を作らないといけない、と直感的に理解しているからではないでしょうか。

 

向き合う時間の長さがおしゃれにつながる

前日の夜に、着る服を選ぶ。もっと簡単に言い換えると、おしゃれになるためにはファッションと向き合う時間を増やすことが大切ということ。

衣・食・住と並び称されるほど、服を着るというのは日常的な行為。毎日当たり前にやることだからこそ、意識的に時間を注ぐことが必要なのだとぼくは思います。

このシリーズの次の記事:自分が持っている服を正しく把握する

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