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Nikon L35 ADレビュー。“ニコンの本気”が見えるコンパクトフィルムカメラ

「これからフィルムカメラを始めたい」という人にオススメしたいのが、コンパクトフィルムカメラ。

特にプラカメと呼ばれるコンパクトカメラは、小さく軽いので持ち運びもしやすく中古で数千円で手に入るものもあります。

今日は新しく購入した「Nikon L35AD」というコンパクトフィルムカメラを紹介します。

プラスチッキーでチープな見た目ですが、性能はなかなか優秀なカメラです。使ってみた感想や作例も一緒に紹介するので、これからフィルムカメラを使いたいという方は参考にしてみてください。

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Nikon L35ADの動画レビューはYouTubeで

このカメラについて動画でも紹介しています。動画で見たいという方は上の埋め込みプレーヤーから、記事で読みたいという方はこのままレビューを読み進めてください。

Nikonが初めて使ったコンパクトフィルムカメラ

今回紹介するNikonのL35ADというカメラは、1983年に発売されたコンパクトフィルムカメラ。今回はメルカリで5000円で購入しました。

このカメラの最大の特徴はなんといっても「ニコンが初めて作ったコンパクトフィルムカメラ」ということ。

コンパクトフィルムが大流行していた当時、それまでは一眼レフ機中心だったニコンが満を持して開発したコンパクトフィルムカメラがNikon L35AFです。

このL35ADはL35AFをベースに、デート機能(日付差し込み機能)を搭載したマイナーアップデートモデル。当時は“ニコンピカイチ”と呼ばれていました。

ニコン初のコンパクトフィルムということで開発にあたってはいろんな逸話があり、開発に際して設計陣がどこまで手を抜いたらいいのか分からず、本気で作りすぎてしまったという噂も。

真相は分かりませんが、実際に使ってみると非常にこだわって作られたカメラということが分かります。

 

Nikon L35 ADのスペック

  • フォーマット:35mmフィルム
  • レンズ性能:35mm F2.8
  • シャッタースピード:
  • 重さ:約410g
  • フィルム巻き上げ・巻き戻し:自動

L35AFの基本スペックはこんな感じ。ここからはこのカメラの特徴や、実際に使ってみた感想を紹介します。

 

コンパクトフィルムらしからぬ本格レンズを搭載

このクラスのコンデジに使われているレンズは、コンパクトなテッサー型という構成になっているのがほとんど。

一方このL35ADは、主に一眼レフ用交換レンズに使われ描写力に定評のあるゾナー型というレンズ構成を採用。あとで作例も紹介しますが、非常にシャープでキレのある描写をしています。

L35ADのために、わざわざコンパクトなゾナー型レンズを開発するという力の入れっぷり。開放F2.8からでも十分シャープで、35mmという画角もオールマイティに使いやすいです。

 

AF・自動露出搭載の手軽な操作性

操作は基本的にはAFで自動露出設定。シャッターを押すだけで簡単に写真が撮れるので、誰でも簡単に扱えます。

AFは半押しするとファインダー内下部にある距離計メーターが動くので、なんとなくどの辺に合掌しているかがわかるという仕組み。

露出も自動設定ですが、レンズ横に逆光補正用のレバーがあります。このレバーを押し下げながらシャッターを切ると、+2EVの露出補正ができます。

撮影中は「ちゃんと撮れてるかな…?」と不安になるくらい安っぽい操作感ですが、意外ときちんと写っています。

 

ニコンらしい質実剛健な見た目

デザインは赤のラインがアクセントになったいかにもニコンという感じの見た目。

コンパクトフィルムとはいえ、この時代のカメラなのでサイズは大きめです。写ルンですの2回りくらいのサイズ感でしょうか。

重さも410gと意外とずっしりだなぁという感覚。そのぶんプラスチック外装の本体はかなり頑丈そうなので、多少雑に扱っても壊れなさそうな安心感があります。

 

Nikon L35ADで撮影した作例

ここからはL35ADで撮影した作例を紹介。コンパクトなプラ外装ボディからは想像できないほどシャープでキリッとした描写です。

Film:FUJICOLOR 業務用100

Film:SUPERIA X-TRA 400

Film:SUPERIA X-TRA 400

Film:SUPERIA X-TRA 400

Film:SUPERIA X-TRA 400

Film:SUPERIA X-TRA 400

逆光性能は弱めで盛大なフレアが。こうした弱点もレンズの味と思えば楽しめます。

Film:FUJICOLOR 業務用100

Film:FUJICOLOR 業務用100

青色がきれいに映ります。

Film:FUJICOLOR 業務用100

Film:FUJICOLOR 業務用100

Film:SUPERIA X-TRA 400

Film:SUPERIA X-TRA 400

Film:FUJICOLOR 業務用100

作例はこんな感じ。柔らかい描写というよりは、カリッと被写体がくっきり写るカメラだなと思います。

押すだけでこれくらいの絵になってくれるので、フィルム初心者の方にもオススメできるカメラです。

フィルムカメラデビューの最初の1台にぴったり

今回メルカリで5000円という安さに惹かれて買ってみたNikon L35AD。使ってみた感想は期待以上でした。

同じコンパクトフィルムのCONTAX T3と比較しても、写真の透明感こそCONTAX T3の方が上ですが、ありのままを写すという意味ではNikon L35ADも負けていないと思います。

むしろCONTAX T3は中古でも10万円を超えることを考えると、5000円で買えるNikon L35ADの方が総合的にはオススメと言えるかもしれません。

F値を変えたりといった細かい設定はカメラ任せにできるので、フィルムカメラデビューを最初の1台としてや、「これまで写ルンですを使ってたけど少しステップアップしたい」という人にオススメなカメラです。

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